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「あれ!?」
午前9時、久米川駅、土曜日。
ありえないシチュエーションだが、法事である。昨日は飲まずに備えたのだ。
これでも予定より30分遅れだったが、休日の朝に駅にいるという奇跡。
しかしパスモを「かざさず」に、「入れて」しまったため機械に引っかかってしまい、駅員が来るのを待っていたのだ。
その時、携帯を耳に当てて忙しそうに現れたのは、「もっきゅん」であった。
もっきゅんは、Pで知り合ったピアニストである。
ビリー・ジョエルを得意としているが、本職は指揮者、そして前回私が酔いつぶれて記憶に残っていないライブでは、クィーンのコピーバンドで出ていた。
記憶に残っていないといっても、彼が演奏している姿は何となく思い出せる。
しかし喋った記憶が全くなく、「あぁ、せっかく行ったのに私は相手にもされなかったんだ」と思っていた。
だいたい「せっかく」と言いつつもいつのライブも酔っ払っていて、鑑賞に行っているのか邪魔しに行っているのか怪しい状態である。嫌がられても仕方がない。
もっきゅんは電話をしていたので直接の会話はなく、私を通り越して自動改札を抜けた。
程なくして駅員が現れて引っかかったパスモをすぐに抜いてくれ、予定通り、来た電車に乗ることができた。
座れる席を探してわざわざ隣の車両へ移ったりしていたら、向かいの車両からもっきゅんが現れた。
てっきり私は彼が私を避けていると思っていたので、「しまった」と思った。
出会ってしまってごめんなさい。
しかしもっきゅんは「おーおー」と近づいてきて、「僕は次の駅で降りますから、まぁまぁそのまま座ってくださいまし」というような事を言い、続けた。
「明日、覚えてます?」
は?
「あー、やっぱ覚えてないんだ!!もー、1時間ぐらい話したでしょ!明日、コンサート!!」
は??
ヤバい、どうしよう、えっと、コンサートコンサート・・・。
全く思い出せない。
しかし、その前に会った時に、彼が立ち上げたコーラスグループの話を聞いたのは覚えている。
「ライブ」ではなく「コンサート」だ。そっち方面じゃないか??
「あの、コーラスの??」
「そうそう!!」
当たったEE:AEB64でもコンサート!?
「で、何でしたっけEE:AE4E6」
「もー、やっぱねEE:AE4E5明日ルネ小平でコンサートやるから、良かったら来てください!(関西なまりで言った。)あの時も、『何やるの?』『オペラとか』言うてるのに言った先から『で、何やるの?』ってさぁ。まぁシルバーシート用意しときますんで、良かったら^^」
誰のライブにせよ、誘ってもらえるということはとても嬉しいことである。
しかし今回嬉しいと思ったのはそこだけではない。
ちゃんとお話してくれてたじゃん、もっきゅんEE:AEB641時間も(笑)
かなり老人ホーム状態だったと思うが、すまんのー。
ライブで酔っ払うたびに色んなつかえが増えていくが、ひとつ楽になった。
今日も仕事だというもっきゅん、ありがとう、頑張ってください。
その後で「棒振ってお金もらえるなんていいよね。」とダンナに言ったら怒られた。