人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

少年メリケンサック

ああ?こんなん借りたっけか??

もう自分のリクエストに自分がついていってない状態である。

借りれなかった分を繰り越すキャンペーンは終わってしまっただろうか。

サクサク観ないとみんな旬を過ぎてしまう(笑)

「おくりびと」はまだか~~~!!

            

    監督:宮藤官九郎

    キャスト:宮崎あおい、佐藤浩市、木村祐一

契約社員として新人ミュージシャンを発掘する仕事をしていたかんなだが、とうとう契約が切れる日が来た。

最後の仕事として見つけ出したバンド・少年メリケンサックは「絶対にイケる!」と直感。

しかし情報は、ネットのたった1本の動画だけである。

今となっては廃れたパンクだが、それが逆に新鮮に見えたかんなはすぐに社長に報告、実はパンクが好きだった社長も乗り気でスカウトすることになったはいいが、実際に会ってみたら、彼らははもう50歳の薄汚いオッサンであった。

動画は30年前のものだったのである・・・。

しかしもうツアーの日程も組まれ、かんなには首がかかっていた。

案外乗り気なオッサン。

さぁどうする??

序盤の社長・ユースケサンタマリアとかんな・宮崎あおいのやりとりがあまりにもコミカルでちょっとついていけなかった。

「おいおい、マンガかよ・・・。」と正直白けて始まったが、いよいよ「元イケメンベーシスト・秋夫」と対面してからはどんどん面白くなった。

「このオッサンたち、どーすんの!?」と思うと大袈裟なかんなの演技も自然に見えてきたし、オッサンたちはオッサンたちでみんな個性があって面白い。

正体を明かす前の初ライブには、こちらが緊張した。

ちなみにぶー子は序盤で「つまらん」と投げてしまったが、もうちょっと頑張れば楽しめたのに、残念である。

キャストに元スターリンの遠藤ミチロウや元アナーキーの仲野茂という、ほんまもんのパンクロッカーが出演しているのも面白い。

若いミュージシャンも出演していたようだが、そちらは分からない(笑)

ところで私はここで初めて「メリケンサック」というブツを知ったが、メリケンサックとは人をブン殴る時にダメージを大きくするための金属の器具で、こぶしにはめるものである。

          

これはナックルダスターというものだが、こんな感じである。

ひゃ~~、こんなんで殴られたら痛いぞ。

ぽ子のオススメ度 ★★★★☆

ダンナのオススメ度 ★★★★☆ 

笑えた。ああいう無邪気な大人も悪くないじゃん!楽しい映画デス!!