歴史にもテレビにも疎いので観終っても気づかなかったが、要は「忠臣蔵」だそうで。
監督:カール・リンシュ
キャスト:キアヌ・リーブス、真田広之、 柴咲コウ
鎖国時代の日本。赤穂の藩主・浅野内匠頭は隣国の藩主・吉良上野介の策略にはまり、将軍徳川綱吉に切腹を命じられる。
家臣達は武士から浪人へと成り下がりひっそりと暮らしていたが、藩主・浅野の忠臣であった大石は、仇討ちを心に誓っていた。
千もの兵を持つ吉良を倒すには、不思議な力を持つ「カイ」の力が必要だ。
カイは、その日本人離れした容姿から「鬼の子」と蔑まされていたが、藩主浅野に拾われた恩から、また浅野の娘ミカを吉良の許から取り戻すために、大石と行動を共にする。
吉良には妖術を使う魔女が仕えていた。
ならばカイは、天狗の刀で挑む。
その時は来た。
成功しても失敗しても、その先にあるのは「死」。
それでも47人の「浪人」は、「武士」の生き様を見せるのだ・・・。
忠臣蔵と言っても、あの年末にやっているような時代劇ではなく、アメリカンテイストのファンタジックアクションである。
故にどこか幻想的で美しく、また戦いもアクロバティックで迫力があった。
英語でのセリフに馴染みにくかったが、作品そのものが日本離れしているのでこれはこれで悪くない。
ストーリーもシンプルな仇討ち物語で、気負わず観られた。
娯楽映画の域を出なくとも、夢中にさせる魅力がある。
どのキャラクターも個性的で良かった。真田広之がカッコ良かったよ~EE:AE478
アメリカが作った日本の時代劇、見応えありましたEE:AEACD
ぽ子のオススメ度 ★★★★☆
ダンナのオススメ度 ★★★★☆