果たして中毒とは、自分の力で抜け出せるものなのだろうか。
寝る前の読書習慣は消え、またスマホ習慣へとスリップしてしまった。
それはまず、酒を飲んで本を読めない夜が続いたところからであった。
禁酒していた人がほんの1杯のビールから、禁煙していた人がほんの1本のタバコから、面白いように中毒へと転がり戻るが如く、私もあっという間に転落し、もとの木阿弥である。
そして、長時間のスマホは精神をも侵害する。日中の抑鬱がひどく、またそこでスマホに逃げる悪循環である。
ついにはこのループから脱することができなくなり、私の生活はスマホによって非常に荒んだものになっていた。
しかし「逃げ場」がなくなると私はどうなってしまうのか。
日中の狂おしい地獄のような長い時間、眠れない恐怖。
これらを解決、ではなく誤魔化してくれたのがスマホであった。
このままでは私という人間は、スマホ込みになってしまう。サンタイザベル・ぽ子・エクスペリア。
いや、もうなっているのかもしれない。それは体の一部となってめりこんでいるも同様である。
もう日中の苦痛も眠れない夜も耐え難い。
できることはひとつ。
このループから抜け出すこと。
簡単だ、スマホをいじらなければいいだけである。
しかしそれには、不眠、抑鬱などの禁断症状を乗り越えなくてはならない。
ニワトリが先か、タマゴが先かと思っていたが、答えは出ている。スマホが先だEE:AE4E5いっとき我慢しなくては、この地獄から抜け出せないのである。
・・・というようなことを、前にも書いたような気がするEE:AEB64だからこれは「スリップ」なのである。
中毒だ、足を洗うには、相当の覚悟を持って挑まなくてはなるまい。
たかがスマホと思っているフシがあるが、薬物中毒ぐらいの意識を持たないと、永久に私はスマホの奴隷だ。
・・・ということで、また何度目になるかの決心だ。
寝る前のスマホと日中の無駄ズマホはもう止める。
言ったぞEE:AE5B1
また言ったぞEE:AEB64
ダメもとで改めて「スマホはオワリー」をダウンロードしたが、やはりビクとも動かなかった・・・。