人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

いじわるばあさんのダイエット

暑いけど飲まない・・・、暑いけど飲まない・・・(洗脳中)。

極力エアコンを使わずに汗を出しているが、だからといって痩せはしない。

今は「もう何も考えたくない期」であり、好きなものを好きなだけ食べているのだ。

晩ご飯はできるだけ魚に、朝昼も油断して食べ過ぎないよう、などと「考える期」もあるが、今ではない。今は待って、まだ待って、そのうちちゃんとするから、そういう期間なのである。

「・・・体重計るね・・・。」

食後にダンナがポツンと言った。

私もダンナも、「考える期」にはちゃんと体重計に乗るのに、今は逃げの時期なのだ。現実は見ないようにしてた。

しかし何を思ったかダンナは、昨日の夕食後にわざわざ宣言までして体重を計りに行ったのだ。

そして案の定、「ええっ!?」という声が聞こえてくるのである。

ちょっと嬉しいような気持ちで、体重計を覗きにいく。

そして私も思わず声をあげた。「ええっ!?」。

4キロも減っていたのである。

「何したの?!」

「何もしてない!!」

何もしないで痩せたなんて、驚きである。

するとダンナはもしかしたら、と言って付け足した。

「トマトジュースかな??」

確かにダンナはここ最近、冷蔵庫にトマトジュースと野菜ジュースを常備して、良く飲んでいる。

それだけで痩せたとは考えにくいが、他に変わったことは思い当たらないと言う。

ところで私も一時期、野菜ジュースの豆乳割りを飲んでいた頃があったが、確かにアレを飲むと痩せる気はしていた。

ただその理由はジュースの働きではなく、「痩せるために努力をする=痩せるために意識をしている」からであり、他にも何かと小さな積み重ねがあったからだと考えていたのだ。

早速今日、ダンナがいない間に勝手にトマトジュースや野菜ジュースを飲んでみたが、昔話だといじわるなばあさんがこういう事をして、最後に痛い目に合うようになっている。

果たして私は痩せるのか。

今日のビールは我慢する。