親戚を連れていく店など、全く心当たりがなかった。
デパート系が安心かと、行ったこともない伊勢丹会館に向かったが、その場で決めたのがここであった。
母親世代、和食希望なり。
この「和楽」は奥にある「酔心」の別室とのことで、メニューも共に「瀬戸内料理」と共通している。
どちらでも良かったのだが、入りやすかった手前の「和楽」に入ったのだった。
古い趣のある個室だ。落ち着いて、とても良い雰囲気である。
メニューも良さそうなものが並んでおり皆のテンションが上がったが、それは実際にモノが運ばれてくるまでであった。
美味しそうだ。
実際、美味しかった。
ただ、とても上品なのである・・・、盛りがEE:AEB64
そういう店なのだろう、これは私達の選択ミスであり、店に文句はないが、テンションは下がった。
私達はごく少量のつまみを、4人でシェアすることに。
「刺身盛合せ(2100円)」。
とても美しいです。
とても美味しかったです。
刺身は大人4人が千切って分けました・・・。
「季節野菜の焚き合わせ(840円)」、上品な薄味で、素材の味をいかしたもの。
ハイ、千切って分けました(笑)
「あなごの白焼き(1050円)」、一切れが一口サイズ。
お酒をあまり飲まない叔父と叔母は、ご飯と味噌汁のセットを頼んであったが、どうバランスをとったらいいものか。
酒飲んでる自分はもっと深刻だが。
しかしこれはHITEE:AE468「かき飯(1050円)」。
釜飯で30分ほどかかると言われたが、待った甲斐あり、とても美味しいものであった。
量もそこそこ。赤だし付き。
おしんこも美味しかった。
しかしトータルでは、寂しい食事になってしまった。
ここは金持ちがジャンジャン頼むか、美味しいものをちょこっとだけつまめればいい、と言う人向けだ。
雰囲気がいいので、接待向き??
ぽ子評価です。5段階で、
味:4
量:2
価格:2
総評:ニーズに合わなかった。2