人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

『アイツ』が降りた夜

まるで包丁でぶった斬ったみたいに、途中からバッサリ記憶がない。

ヤバい、嫌な予感。

たいがいちょっとした残像ぐらいは残ってるはずなのだが、きれいサッパリ何も残っていないのだ。

ダンナと飲んだ。

たまには二人で飲もうと夜の久米川に繰り出したのだが、忘年会の翌日だ、そんなに飲むことになるとは思っていなかった。

しかし、入った飲み屋がとてもいい店で、すっかりゴキゲンになってしまったのだ。

Pかカラオケか、と詰め寄り、見事カラオケ権をゲット。

高いと思っていたZOOが、飲み物無料の激安カラオケになっていたのだ。

3時間。・・・のはずだが、この途中でプッツリ記憶が途絶えてしまう。

一体・・・。

「・・・大変だったよ・・・。」

朝になってダンナが言った。

「ど、どのように大変だったんでしょうか・・・(汗)」

「もうね、大変だったよ・・・。」

「全然覚えてないから、寝ちゃったとか・・・?」

「ああ、そうね、タクシーで寝たね、起こすの、大変だったよ・・・。」

それだけじゃないのか??

大変だった、というのは、「大変な事にならないようにする」のが大変だったと言う。

「もういつスイッチが入るかと思うと、気が気じゃなかったよ・・・。」

え?

スイッチ入らなかったの??

「入れないようにするのが大変だったんだよ!」

トイレにすら行けずに、ひたすら刺激しないようにだましだまし連れて帰ったそうだ。

お疲れサンです。

で、二日酔いだ。

一応あれでもコントロールして飲んだつもりだったが、かなりヘビーな二日酔いである。

昼にユッケジャンを食べて眠り、起きてラーメンを食べて来た。

食べただけの一日だったが、二日酔いは病気なのだ、ひたすら休むのみである。

と言う事で、もう休みたい。

風呂なんざ、明日だ。