人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

あーーっ!!イライラするっ!!

「この部屋にイライラするんだよッ!!」

今回は私のセリフですっ。

片付けてるっ。

片付かないっ。

汚すぎるんだよっ!!

仕事から帰ってぶー子に説教たれてから

気合入れて、ひたすら片付けに専念した。

こんなに片付かないとは!!

こんなに片付かないとは!!

こんなに片付かないとは!!

洗濯物をたたむ。

溜め込んだのですごい量だ。

多すぎて朝干す時間がなく、娘ぶー子にやらせた。

「多すぎるよ!!」とあとでブーブー文句たれていたが

本当に多すぎたねぇ(笑)たたんで、しまうだけで30分かかってしまった。

ご飯を食べるためにはテーブルを片付けなくては。

空のペットボトル・・・ペットボトル入れはパンパンだ。

これを何とかするのが先か。

見ると瓶、缶も混じっている。

くっそー、分けなくては。袋が欲しい。スーパーの袋、スーパーの袋・・・。

みんな、買ったものが中途半端に入っている。

くっそー、くっそー、仕方なくそのうち1つを選び、中のものを所定の場所に入れる。

レトルトカレーはここに・・・うっ。

インスタント味噌汁がカレーの領域に溢れかえっている。

逆隣からはパンの攻撃だ。

見たくなかった。さらにその上に押し込む。扉を開けたら落ちてくるぞ。

ワインの空き瓶。

さっき、より分けたために他のものは混じってないが、袋がパンパンだ。

外のゴミ箱に行かねば。くっそー、くっそー、くっそー。

外のゴミ箱を空けるとここもまたパンパンだ。

前回の空き瓶、ペットボトル、空き缶、全ての回収を逃した上、食品トレーも溜め込んでいるのでもう限界だ。

なにくそ、ギュー。

ゴミ捨ての極意はこれだ。

押し込めばかなり何とかなるものだ。

私はこれで何度も「無理だ」と言われたゴミ袋の口を閉めた。

これは袋でなくゴミ箱だが。

そのゴミ箱のふたを閉める瞬間、黒いものがスススと見えた。

「ゴ」

怖いのではなく忙しいのできちんと確認しなかったけど、

もしそうでなかったらカミキリ虫かカブトムシだろう。

確立としては間違いなく「ゴ」ですが。

次なる難関は流しだ。

もう本当に山だ。

ぶー子に「自分の分の皿は洗え」と言ってあるけど、これでは洗わなくても文句は言えまい。

彼女も実はこの状態はラッキーなのではないか。

洗濯物と同じで、皿を洗うには洗った皿を置く場所が空いてなくてはいけない。

私は皿を拭く、ということをしないので、常に皿が干されている。

これを戻すのがまためんどっちい。だからいつもやらないのだが。

洗ってみると、コップも箸も限界まで使っていて溜まっていた。

皿は数は少ないけどデカいのが常に残っている。

鍋類と同じで干す場所がないのだ。

今回もコップやら皿やらを洗ったら、デカい皿と鍋が置けなくて洗えなかった。

一体いつまでここにあるのだろう。

このあたりからイライラしてきた。

「の、飲みたい・・・。」

片付け、中断。

もうお風呂入ってビールだ。

おぉ・・・。お風呂がちょっときれいになっている。

カビキラー、あなたは素晴らしい。

シュッと吹いて放置して流すだけだ。

風呂から出たらそうだった、ブログ更新しなくては。

ぶー子とタラタラ話しながらやるのではかどらない。

ゲームの話をしたそうに見えたので

「今は忙しくて全然ゲームできないけど、配達の仕事終わったら本気で頑張るからさ。」と言ったら

「・・・・・・・いいのかよ、それで。」と言われてしまった。

ぶー子に合わせたのでなく、本気で頑張ろうと思っていたのでちょっと恥ずかしかった。

まだまだ片づけを頑張るつもりが、ここでダンナが帰って来てしまった。

あぁ何でこんなに時間がないのでしょう。

せっかく皿を洗ったのに、また洗い物が増えてしまうのか。

考えたくない。

つーか、もう酔ってしまった。