「何とか日曜日に飲まない方法はないだろうか・・・。」ついにダンナが言った。
翌日辛いので日曜日に飲まないようにしようと何度も頑張ったが、結局なしくずしだ、月曜日が死ぬほど辛い。
何とか日曜日に飲まない方法はないだろうか。
日曜日に飲みたくなる理由。
・暇。予定がない。
・天気がいい。
・何もしたくない。
日曜日に飲めないシチュエーション。
・車。
・翌日に響く。
・時間がない。
ならば、まず確実に予定を入れておくこと。
車で出掛け、できるだけ遅い時間に帰って来るのが理想だ。
しかしそうそう毎週車で遠出というのも、難しい。
そこでもうひと案考えたのだ。
出掛けないなら、ステイホームでじっくり趣味に取り組む。
そもそもお互いに、やりたいことはたくさんあったのだ。
あれこれ手を付けて中途半端になっているが、飽きたのでも忘れたのでもない。時間がなかったのである。
羊毛フェルト。
塗り絵。
曲のアレンジ。
写経。
ペン字。
工作。
作りかけのアクセサリー。
ゲームだって、今やっているものだけでなくVRもモンハンもやりたい。
調べたいこと、たくさん。ガーデニング。画像整理。動画制作。アクセサリーのリメイク。メルカリ出品。常温で飼える淡水魚。
しかしだ、酒の前には、弱い。恥ずかしながら現実は、趣味<酒、となっているのである。
ならばだ。
家で飲んだとして、ふたりで一晩、缶ビール3本、缶サワー3本、ワイン2本で約2千円だ。
飲まなかったらこれを積み立てたらどうか?
そのお金で旅行に行ったり美味しいものを食べたりする。
月に8千円。ちょっとした額である。
それを励みに、趣味に勤しむのだ。
これが定着すると、飲めるのは土曜日だけということになる。
ダンナは「さすがにそれは」と平日に一度飲むつもりみたいだが、私は迷っている。結局翌日辛くなるのだ。平日に辛いのはキツい。
私の飲酒は週一になるのか??
乞うご期待。
・・・せぬよう。