人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子54歳。

 

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日曜日的ポジションの月曜日に

1月10日、成人の日。

祝日だが、翌日は火曜日、出勤。ポジション的には日曜日と同じである。

しかし私達は、昼間っから居酒屋で向かい合って飲んでいた。

「やっちまったなぁ。」

「どうしてこうなっちゃうんだろう。」

もう出勤前日は飲まないようにしようと、あれほど色々考えて決心したというのに。

「でもさ、土曜日を生かすために金曜日は飲まない、月曜日を楽にするために日曜日は飲まない、そしたら一週間のうち飲めるのは一日しかないよ。」

「そうなんだよ、なんでそんなに我慢しなきゃならない?」

「こんなに楽しいのに。」

「楽しい。」

なぜかゲラゲラ笑えて来る。

「何が悪い。」

「こんなに楽しいんだから、我慢とか無理でしょ。」

そもそも、この頃あまり二日酔いしなくなったことも、飲みたくなる一因であった。

「だって、飲めちゃうんだもん。」

「五苓散が効いてるのか?」

五苓散とは、二日酔いを予防すると言われている漢方薬である。服用するようになって数年経つが、お陰で無敵だ。もちろん、例外もある。薬効を上回るほど飲めば、二日酔いが勝つ。

それでも圧倒的に五苓散が強いので、しこたま飲んだ翌日も飲みたくなってしまうのであった。

「じゃあ、日曜日が二日酔いになるようにすればいい。」

「二日酔いを狙う。」

「五苓散を飲まない。」

「日曜日にいかに二日酔いにするかが、鍵だ。」

長い間、二日酔いと戦って来た。

そしてやっと「五苓散」と言う特効薬と巡り合い、その恩恵に与ってきたが、その先は決別であった。私達に必要なのは、二日酔いだったのである。

昨日は3軒ハシゴの後、カラオケに行った。どうやって帰ってきたのか、記憶がない。

布団の中で、何度、目が覚めても朝にならないのでおかしいと思ったら、曇っているだけであった。ダンナはとっくに会社に出掛けていた。

そして犬の散歩に出ると、天気は「曇り」ではなく「雨」だったことを知る。ダンナはどうやって駅まで行ったのだろうか。

・・・やっぱり日曜日は飲まないようにしたい。