人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

自由、開放感。

二日酔い防止の漢方が非常に良く効いてくれ、最近は無敵だ。

五苓散を飲んでいるが、先日出先で入った薬局にはなく、勧められたのが「アルピタン」。

五苓散とほぼ同じ成分で、もっと濃度が濃いと言っていた。

屁止めの「ガスピタン」と同じ製薬会社なのだろうか、このネーミング・・・。

 

という訳で、調子に乗って飲みまくった週末だ。二日酔いがないので、翌日もまたカポカポ飲んでしまう。肝臓の負担は計り知れない。

土曜日は例の「地下謎への招待状」で日中を過ごし、帰りに安ワインをガッツリ飲むことにする。

が、土曜日で終バスが早かったのだ。

仕方なく飲みかけのワインを持ち帰り、家で続きをやることに。

 

家に帰って来てしまったのだ。「続きをやる」とは言っても、現実が降りかかって来る。

翌日は、ライブだ。

最低ノルマはやったことのある曲が2曲、あとはセッションなので、やりたい曲の練習だけすればいいという状態であった。

つまり、セッションに参加しなければノルマの2曲だけで、これはもうほぼクリアと見なしていたので、後は自分次第である。

 

どうせ行くなら、ちょっとぐらい参加したい。

参加するなら、練習が必要である。

しかしもう、前日だ。しかももう酔っ払ってしまった。

そして酔っ払った私が手に取ったのは、ベースであった(笑)

 

セッションの曲に、以前ベースを練習した曲があったのである。

これなら何とかなるんじゃないか、という思想は、もちろん酔っていたからである。

何とかなると思っているので、「無理」という考えにはならない。

しかし現実には弾けていないのである。

弾けないのに「無理」という考えにならないので、結果的にかなり練習することになった(笑)

 

「ここのところはどっちのポジションで押さ、・・・。」「いーのいーのそんなんどっちでも!!」

「小指で押さえると音が鳴らな、・・・。」「いーのいーの、音なんて鳴らなくても!!」

豪快を通り越して、崩壊しているダンナである。

かく言う私も「ビートルズなら何でも弾いてみせる」と豪語し、ライブで支障なく弾ける状態を100点として採点してもらった。

平均は30点だ(笑)

最高得点は「オクトパスガーデン」の40点だが、技術面で10点上回ったのではなく、「頑張ろうとしているのが伝わった」とのことであった。

 

 

酔って演奏するこういう夜は、どこかセッションに通じるものがある。

聴かせるための演奏ではなく楽しむための演奏は、自由度と開放感がある。

お酒は、自由度と開放感を加速させる。

ということで、結局昨日のセッションでは、気持ち良くなっちゃって予定外の曲も参加させてもらったのだ。

 

ebbi嬢による新たな企画、セッションライブ。

今後も楽しみである。