二日酔い防止の漢方が非常に良く効いてくれ、最近は無敵だ。
五苓散を飲んでいるが、先日出先で入った薬局にはなく、勧められたのが「アルピタン」。
五苓散とほぼ同じ成分で、もっと濃度が濃いと言っていた。
屁止めの「ガスピタン」と同じ製薬会社なのだろうか、このネーミング・・・。
という訳で、調子に乗って飲みまくった週末だ。二日酔いがないので、翌日もまたカポカポ飲んでしまう。肝臓の負担は計り知れない。
土曜日は例の「地下謎への招待状」で日中を過ごし、帰りに安ワインをガッツリ飲むことにする。
が、土曜日で終バスが早かったのだ。
仕方なく飲みかけのワインを持ち帰り、家で続きをやることに。
家に帰って来てしまったのだ。「続きをやる」とは言っても、現実が降りかかって来る。
翌日は、ライブだ。
最低ノルマはやったことのある曲が2曲、あとはセッションなので、やりたい曲の練習だけすればいいという状態であった。
つまり、セッションに参加しなければノルマの2曲だけで、これはもうほぼクリアと見なしていたので、後は自分次第である。
どうせ行くなら、ちょっとぐらい参加したい。
参加するなら、練習が必要である。
しかしもう、前日だ。しかももう酔っ払ってしまった。
そして酔っ払った私が手に取ったのは、ベースであった(笑)
セッションの曲に、以前ベースを練習した曲があったのである。
これなら何とかなるんじゃないか、という思想は、もちろん酔っていたからである。
何とかなると思っているので、「無理」という考えにはならない。
しかし現実には弾けていないのである。
弾けないのに「無理」という考えにならないので、結果的にかなり練習することになった(笑)
「ここのところはどっちのポジションで押さ、・・・。」「いーのいーのそんなんどっちでも!!」
「小指で押さえると音が鳴らな、・・・。」「いーのいーの、音なんて鳴らなくても!!」
豪快を通り越して、崩壊しているダンナである。
かく言う私も「ビートルズなら何でも弾いてみせる」と豪語し、ライブで支障なく弾ける状態を100点として採点してもらった。
平均は30点だ(笑)
最高得点は「オクトパスガーデン」の40点だが、技術面で10点上回ったのではなく、「頑張ろうとしているのが伝わった」とのことであった。
酔って演奏するこういう夜は、どこかセッションに通じるものがある。
聴かせるための演奏ではなく楽しむための演奏は、自由度と開放感がある。
お酒は、自由度と開放感を加速させる。
ということで、結局昨日のセッションでは、気持ち良くなっちゃって予定外の曲も参加させてもらったのだ。
ebbi嬢による新たな企画、セッションライブ。
今後も楽しみである。