人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

みっちゃんがやってきた・19日目

ダンナ、仕事の繁忙期にて、2回の散歩は両方とも私が行く。

 

朝の散歩。正面に犬発見。広めの道路だったので走り抜けることに。

ところが。

こちら目掛けて寄って来るワンコ。反応して激吠えミッツ。

「ごめんなさいごめんなさい!!」で逃げようと思ったら、飼い主さんグイグイ大接近。ダメーーーーーッ!!

なんとワンコと接触。みっちゃん鳴き止んで、興味津々に相手をクンクン。向こうのワンコもみっちゃんをクンクン。

クンクンクンクン。

あれ?鳴かない。

 

「大丈夫よ!」とワンコの飼い主さん。年配の、品の良い女性だ。

「うちの子も、凄かったのよ。」

「飼い主さん、怖がらないで。」

もうもうただただ驚いて、「どうしてですか!?」「何かトレーニングでもしたんですか??」など私は質問の嵐だ。

以前はとにかく吠えが凄くて、やはり前に犬を見つけると、コースを変えたりしていたそうだ。それでも顔なじみというものができるようで、今では「ずいぶん大人しくなりましたね」と言われるようになったそうだ。

大人しくなったきっかけは、特別何をした訳でもない。単に歳を取ったんだろうとのことであった。

 

長話もせず、「じゃあ」と去って行った。また会うことはあるだろうか。衝撃的な出来事であった。

みっちゃんの吠えは、恐れから威嚇しているのかと勝手に思っていたが、もしかしたら興味や関心だったのかもしれない。

かと言って、吠えるたびによそさまのワンコに寄っていく訳にはいかないからなぁ。

いずれにしても、吠えグセは何とかしたいところである。

 

夜の散歩では、雨が降ってきてズブヌレ。

関係あるのか分からないが、家に帰っても興奮がやまず。

何でもよく覚えてくれるみっちゃんも、「ハウス」だけは頑固に覚えない。というか、分かっていてしらばっくっれているのか。

ケージに入りたくないようで、ひっくり返ったり膝に乗ったり、あの手この手で抵抗する。

つい可哀相で、可愛くて、そんなみっちゃんを撫でたり構ったりしてしまうせいか、「ハウス」は甘えスイッチになりつつある。

 

犬と猫の膠着状態を打開すべく、みっちゃんのケージに被せていた目隠しの布を取った。

仕切りのふすまが邪魔をしてリビングからはほとんど見えないが、少しばかり視界が広がり、こちらの様子が見えるようになったようだ。早速エルが吠えられていた(笑)

 

こちらの交流は、まだまだ時間がかかりそうである。