月曜日はエンジンのかかりが悪い。
車ではない。自分のことだ。
いや、正直なところ、かかりが悪いなんていう生易しいものではなく、「かからない」と言っちゃった方が早い。
なので、前夜に酒を飲まない、早く寝るなどの対策を立て、少しでも翌日、エンジンが温まりやすいような努力をするのである。
昨日は、酒は飲まなかったが早くは寝られなかった。
日曜日の夜は特別なのだ、11時には布団に入っておきたいのだが、その時間にはラーメン屋に向かっていたのだ。
家に着いたら早く寝ればいいものを、コタツでダラダラしていたために布団に入る時間がさらに遅くなってしまった。
こんな夜に限って、エルがおとなしく寝ない。
こんな事は一年に一度あるかどうかだが、遊び出し、あちこちゴソゴソやって何か見つけては鳴くので、寝られやしない。
別に朝までやられた訳ではないから、深刻な寝不足ではない。
しかし精神的なダメージが大きい。「アレのせいで寝た気がしない」という不満が後を引くのだ。
いかんせん「月曜日」なのである、単なる体調云々だけではコントロールができないのだ。メンタルな部分も大きい。
あぁアレのせいで。
そんなんで今日私のエンジンは、キュルル・・・、という空回りをするばかりであった。
夕方に、「そうだ、こうなったらもう今日は、風呂に入るのをやめよう」と考え付いたら、いくらか気持ちが楽になったが。
この調子で、他にもいくつかの行事を捨てて、開き直ったところである。
ここで思いがけずダンナが早く帰ってくることがわかり、私の捨てたものぐらいでは時間が追いつかなくなってしまった。
こうなったらもう、晩ご飯を捨てる。
作りはするが、私は食べないでゲームをやってもう寝てしまおうかと思う。
忌々しい月曜日など、サッサと終わらせてしまおう。