人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

ヤクbutシャブ

快調だ。

日曜も、月曜も、火曜も、飲まずに早く寝たので、朝から快調である。

薬を飲み、12時に布団に入り、本を読み、30分もすれば我慢できないほど眠くなってくる。

次は朝だ。

目覚ましが鳴る前に爽やかに目覚め、エルをちょっとつっついてみたりなぞしてみる。

あぁ、朝ってこんな感じだよなぁ。

薬と共にこの快適さも手放さなくてはならないのだろうか。

勇気はない。

もちろん薬の力ばかりではなく、早めに布団に入るようにしたEE:AEAAB私の力EE:AEAABも大きい。

結局、時間があれば夜になってもゲームをやっているが、先が長そうだと思ったら勇気を振り絞ってそこで止めるようにしているのである。

あぁいいところなのに、大人ってつまらないわ!!などと思いつつ、布団に入る頃にはこの優等生ぶりにちょっぴり悦に入っている。

そう、回り出せば、全てがうまくいくのである・・・。

・・・訳でもなかった。

ベッドを出て、まだ誰も起きていないリビングに入る。

猫にご飯をあげると顔を洗い、トイレにも入っちゃうのだ。

こんなに時間があるなんて、夢のようである。

この頃、朝起きれない日が続いていたので、朝ご飯も超手抜きであった。

汁物→インスタント味噌汁

おかず→ベーコンエッグかスクランブルエッグかオムレツ

ご飯→どうかすると炊き忘れ

毎日毎日これが続いていたが、ぶっといソーセージをボイルしてサラダを添えたりして、何を出すか考える時間ができたのである。

ダンナが出かければ朝っぱらから朝ご飯を食べ、よっしゃ、この勢いで一日フルに頑張ろうと、スケジュール帳を開く。

開け。

開けよーEE:AEB30

しかしつい、パソコンを立ち上げてしまうのだ。

天気予報が見たいからだが、それだけでは終わらない。

ついつい「お得意さん回り」が始まってしまうのだ。

これはもう、本当に、中毒である。

分かっているのにどうしても止められないのだ。どうしても。

なので、「ちょっと休憩。働きすぎ。」とキリのいいところまでネットサーフィンとする。

やがて、

猛烈に眠くなる。

月曜日は「週の始まりだから仕方ないか」と遠慮なく寝たが、これが毎日である。

あれだけ気持ち良く寝ているのに、なんで!?

水曜日の今日はもう開き直り、「人類が皆、等しく二度寝をしないと誰が決めたのだ?そんな証拠はあるのか?個人差があっておかしくないじゃないか。私は午前9時に一度寝るタイプなのだ。」ということにして、寝た。

しかしそれも、あながち否定できないのではないかと思っている。

眠くなるのは必ず9時前で、目が覚めるのは10時半だ。

体が欲しているのである。本能的に。ご飯食べなきゃ死ぬぞ。寝なきゃ死ぬかもしれぬ。

たかだか1時間半で肩身の狭い思いをしたくはないが、やはり人が働いている間に寝ているというのは、後ろめたい。

いや、本音を言うと、「どうせいつも寝てるんでしょ」と思われるのがイヤなのである。

なら頑張れよ、ぽ子。

そこで思い出したのが、朝のコーヒーであった。

味覚がおかしくなってから苦くて飲みにくくなり、ずっと飲んでいなかったのだ。

あれは単なる食後のお遊戯ではない。

私にとっては文字通り「覚醒剤」、眠りの世界から目覚めさせ、太陽の世界へといざなう原動力だったのである。

カフェインに弱いのかなんか知らないが、軽く動悸を覚えつつ、やる気がみなぎってくるのだ。

あれを8時頃に飲んでいないから、9時に眠くなるのではないか。

しかしカフェインは、今私が必要としている亜鉛を一緒に排出してしまう寂しがり屋さんなので、食後すぐには飲めない。

そう思って朝ご飯をできるだけ早く食べ、2時間後の9時半にコーヒーを飲もうと思うのだが、9時半には夢の中なのである。

それなら朝イチで大好きなゲームをやれば、と思われるかもしれないが、ゲームは睡魔に負ける。すでに経験済みだ。

睡魔の天下なのである。

このまま睡魔をのさばらせておいていいのか?

こんな時にアルコールの足音が聞こえる。

明日は勝てる気がしない。