ディア・ハンター以来のロバート・デ・ニーロである。
カッコイイからもっといろいろ観たいと言って終わっていたはずだが。
しかし歳とっちゃったね(笑)
監督:ハロルド・ライミス
キャスト:ロバート・デ・ニーロ 、ビリー・クリスタル
ニューヨークのマフィアのボス、ポール・ヴィッティは、実はパニック障害に陥っており、自分をうまくコントロールできなくなっていた。
密かに精神科医にかかるが、いかんせんマフィアのボスだ、決して「いい患者」ではない。
無茶を言う、質問に答えない、強がる、と思ったら泣き落とし。
散々振り回された精神科医のベンだが、やがてポールの心の奥に巣食っているトラウマに気付く。
ポールの心の病気は治るのか??
シブいマフィアものの話かと思いきや、ハートウォームなコメディであった。
病気を早く治したいポールは、力を笠に着て脅したり貢いだりと強引にベンに迫っていく。
しかし、病気のせいで時々弱気になるポールは子供のように無力で、銃撃戦の中、泣き出して止まらなくなったりするあたりは微笑ましい。
マフィアのボスとして君臨する姿と、患者として途方にくれている姿の対比が面白かった。
また、息を飲むようなマフィア同士の戦いも、見ものである。
面白かった。
ぽ子のオススメ度 ★★★★☆
ダンナのオススメ度 ★★★☆☆
マフィアものなのに少しコメディタッチでアットホームな雰囲気が良かったEE:AEAAD