人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

太麺堂@高田馬場

12月いっぱいで閉店する、期間限定の店である。

福岡の「玄瑛」と浅草開化楼のコラボだ。

私は「玄瑛」を知らないが、九州のラーメンは大好きなのだ。

行列覚悟で出向いたが・・・。

大行列だった(笑)

食べるまで約40分。

メニューはひとつ「太ラーメン」。

「太宣言」をすれば、800円のラーメンが650円になるのだが、太宣言とは「『太』にまつわるエピソードを書く」という簡単なものである。

なので私は「ラーメンを食べるようになって3キロ太りました」と書いて、800円を650円にした(笑)

予想を裏切って、見た目はあっさりした上品なものである。

ところがこれが、なかなかどっしりした深みのあるスープで驚いた。

動物も魚介もどれも出すぎず、いいバランスを保っている。

結構油が入っていて、あっさりしながらも重い。

なので、浅草開花楼の極太麺も相性がいいのだ。

モチモチとしたコシのある麺はどこか上品さもあり、透明なスープと合う。

チャーシューと言っていいのか、角煮のような肉は豚の軟骨とのことで、コラーゲンがトロットロである。

ラーメンに足りないインパクトをここで補う感じだ。

タマネギのスライスがスープの油っこさを中和して、絶妙なアクセントになっている。

カボチャは賛否両論だろうが、私はちょっとパス。

鰹節も乗っていたが、スープ自体が結構強いので、あまり影響がなかった。

好んで食べるタイプのラーメンではないが、それでも美味しく食べて帰ったのだ。

いいラーメンだったんだろうね。

ぽ子評価です。5段階で、

麺:5

具:4

スープ4

総評:4

「太ラーメン」