12月いっぱいで閉店する、期間限定の店である。
福岡の「玄瑛」と浅草開化楼のコラボだ。
私は「玄瑛」を知らないが、九州のラーメンは大好きなのだ。
行列覚悟で出向いたが・・・。
大行列だった(笑)
食べるまで約40分。
メニューはひとつ「太ラーメン」。
「太宣言」をすれば、800円のラーメンが650円になるのだが、太宣言とは「『太』にまつわるエピソードを書く」という簡単なものである。
なので私は「ラーメンを食べるようになって3キロ太りました」と書いて、800円を650円にした(笑)
予想を裏切って、見た目はあっさりした上品なものである。
ところがこれが、なかなかどっしりした深みのあるスープで驚いた。
動物も魚介もどれも出すぎず、いいバランスを保っている。
結構油が入っていて、あっさりしながらも重い。
なので、浅草開花楼の極太麺も相性がいいのだ。
モチモチとしたコシのある麺はどこか上品さもあり、透明なスープと合う。
チャーシューと言っていいのか、角煮のような肉は豚の軟骨とのことで、コラーゲンがトロットロである。
ラーメンに足りないインパクトをここで補う感じだ。
タマネギのスライスがスープの油っこさを中和して、絶妙なアクセントになっている。
カボチャは賛否両論だろうが、私はちょっとパス。
鰹節も乗っていたが、スープ自体が結構強いので、あまり影響がなかった。
好んで食べるタイプのラーメンではないが、それでも美味しく食べて帰ったのだ。
いいラーメンだったんだろうね。
ぽ子評価です。5段階で、
麺:5
具:4
スープ4
総評:4
「太ラーメン」