人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

楽々@吉祥寺

音麺酒家、と謳ってるこの店は、夜はラーメンも食べれる飲み屋になるらしい。

それも魅力的だったが、とにかく私達は土日の限定ラーメンが食べたかったので、行くのは夜でもなく、飲みでもない。

 

 

目当ての限定は、二郎インスパイヤ(厳密には吉祥寺の生郎だとか)の「ラブメン」である。

 

着いたのは3時だが、小さな行列ができていた。

それほど待たなかったが、この程度の行列がずっと続いていた。

 

夜が飲み屋になるだけあって、とても洒落た店だ。

スタッフの応対も良く、居心地はいい。

 

「ラブメン」と頼むと、ニンニクと一味を入れるかを聞かれたので、両方お願いした。

太麺なので、待ち時間はちょっと長くなるとの事だ。

 

見た目、確かに二郎系だが、洒落たこの店らしくジャンクな風貌ではない。

モヤシがてんこ盛りなのでどう食べるか悩んだが、横から麺を引っ張り出してモヤシと一緒に食す。

 

モヤシはシャキシャキでいい食感だが、凄い量だ。

チャーシューも「豚」という感じの脂の乗った分厚いものだが、大きさと形の美しさでやはり楽々のものである事を感じる。

 

麺はゴワゴワ感のないモチモチした弾力のあるもので、うどんに近い感じ。

200gとの事だが、モヤシが凄くてそれどころではない。

 

スープは遠慮のない豚骨だが、サラッとしてライトなものだ。

私は食べた事がないが、生郎もライトだと聞いているので、そういう意味ではしっかりインスパイヤしている事になるのかもしれない。

 

こってり好きなぽ子の物足りなさを補ったのが、ニンニクと一味である。

どちらも鋭い風味が加わり、ジャンク度UPだ。

卓上の黒こしょうをガリガリ挽けば、更にインパクト大である。

 

おいしかった。

おいしかったが、インスパイヤはインスパイヤである。

楽々の上品なテイストと冒険心の賜物だが、二郎好きとしてはやはりちょっと物足りない感が残る。

しかし他のメニューも美味しそうだったので、必ずまた来よう、とダンナと言い合ったのだった。

 

 

ぽ子評価です。5段階で、

スープ:軽い。「3」。

麺:モチモチ系極太。「4」。

具:ジャンク感はないがインパクト大。「3」。

総評:楽々のオリジナル二郎である。「3」。

 

 

卓上もご覧の通りお洒落。



 

 

 

「ラブメン」



 

 

 

本日のミニ丼だっけ?そんな感じの。