丸めが燕三条系の辛いバージョンを出したと知って、早く行きたかったのだ。
幸い近所なので、そのチャンスはすぐに巡ってきた。
この頃は混雑して待つことも多かったが、さすがに2時半ともなるとスンナリ座ることができた。
つけ麺と迷ったが、二日酔い気味だったので汁ッペー方の「赤参上ラーメン」で。
真っ赤なスープに唐辛子も乗り、見た目にかなり辛そうなものである。
ビリビリとシャープで遠慮のない辛さだが、挑戦して食べるような酷いものではない。
脂でギリギリバランスをとっている辛味である。
かなり脂が多くこってりしているが、そのまろやかさがいい。
ともすれば飽きてウンザリしかねない脂だが、そこをこの辛味が中和するのだ。
小さなものまで気を配ったようなトッピングも良い。
少ししか入ってないが、みじん切りの玉ねぎがとても合う。
カイワレも見た目だけではない爽やかさを添える。
しっかりとして存在感のあるメンマ。
薄味に抑えた脂の乗ったジューシーなチャーシュー。
麺は自家製になったとの事だが、ビロビロとした不揃いな平打ち麺が素朴な味わいだ。
ただ個人的にはうどんみたいな極太のゴワゴワ麺が好きなので、以前のほうが良かったかな。
つけ麺は太麺だ。
とても美味しかったけど、燕三条を謳うようなにぼし感が辛味で消されていた。
私はトンコツが好きなのでにぼしなど別にいいが、それを求めて来た人には違和感があるかもしれない。
ラー油で油が増しているのか、コッテリ度もかなりきている。
野菜を50円でつけられるので、それをオススメする。
ちなみに中盛大盛りも無料だが(ランチタイムだけ??)、つけ麺はノーマルでも多いので注意。
ぽ子評価です。5段階で、
麺:好みの問題だろう。「3」
具:どれもいいアクセント。「4」
スープ:油がキツめ。「4」
総評:冒険するにはいい。「4」
「赤参上ラーメン」