人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

みなと横浜!冬物語・貸切クリスマスクルーズ

・・・というバスツアーに行ってきたのだ。

最寄り駅からバスで、ランドマークプラザ→中華街→マリーンシャトルのディナーバイキングだ。

後で思ったのだが、バスツアーってどんな人が来るんだろう?

ディナーバイキング・・・。

やばい、もしかしたら・・・。

その通りで、おばはんがたくさん集まってきた。

「ちょっと、ここ??横浜行くやつ!!え~っと、席はどこでもいいの??」

運転手の「受付を済ませてから」の声も無視してズカズカとバスに入って行くおばはんA。

散々独り言を言って戻ってきたら、外で待ってる人に「受付って、誰もいないじゃないのねぇ~。わかりにくいのよ。」ともう仲間入りだ。

このオバハンAの席は私達の斜め後ろで、ず~っとでかい声で喋り続けていた。

「横浜でクリスマスディナークルーズ」という響きが歪んでいく。

私は、例によって本危サイトで夜更かししてしまったのですぐに眠くなり、寝てしまった。

気が付いたら静かだだった。

オバハンAも寝ていたのだ。わかりやすいやっちゃ。

振り向かなくても様子がすぐわかる。

ランドマークプラザではしこたま買い物するぞ!!とお金をいっぱいおろしてきたのに

勝手が分からず無駄に動き回り疲れ、

結局新宿にだってあるソニプラで娘ぶー子の土産をちょこっと買っただけだ。

中華街ではさらに疲れ、ベンチでずっと携帯のエルの動画を見ていた。ダンナは寝た。

だいたい中華街など、食べる以外にやることがないのだ。

しかしこのあとディナーバイキングが待っているのだ。

「ここはお前の来るところではない!!」という中華街の叫びが聞こえた。

早く、ディナー・・・。

もう楽しみはこれ1本に絞られる。

しかし・・・。

果たして、案内された席はオバハンAとの相席だ。

「ちょっとぉ、なにこのイス、汚れてるわよー。私こういうの我慢できないのよ!!」とのたまっている。

確かに汚いイスだが、私のショックはあなたが私の隣に座っていることだ。

乾杯の時に「これも何かのご縁で・・・。」とグラスを傾けて来たことで、この夜が終ったことを感じた。

予想通り、真隣にいる人を無視し続けることは難しく、また酔ってヤケクソになったのもあり、接待ディナーとなった。

また、料理も信じられないぐらいにショボく、酒もいつも飲んでる500円ワインの味がした。

「ドレッシングが欲しいのに、あの外人が出してくれないのよ。」

外人なんていたか?

オバハンの指す方を見ると、う~ん、日本人に見えるけど、中国とか韓国とかそんな感じなのか?

しばらくしてその彼が横を通ったが、ちょい待ち!!トムクルーズじゃん!!

「何人に見える?」とダンナに聞くと「南米とかそっち方じゃないか?」と言うが、

みんなどうした?トムクルーズだよ!!

酔った勢いで後で直接聞いてみた。

答えはウズベキスタンであった。

会話が続かなくなってしまった。どこにあるのだ、その国は。

「バルト三国?」と言ってしまったが、わかるはずもない。

ところでバルト三国って何だっけ?

家に帰ってまずした事は、カップラーメンを食べることだ。

酒も飲みなおしたかったが、悔しい事にあのショボディナーでMAXまで飲んでしまったようで、もう飲めなかった。

これはダンナへの誕生日プレゼントであった。

ほんと、ゴメンなさい(泣)