家で飲むことが多くなったこの頃。YouTube動画を見ながら飲むことも多くなったのだ。
洋楽、邦楽、懐かしい曲、新しい曲、聴く曲はその時々で様々だ。
その晩は、古いアニメのメドレーがかかっていた。
同い年の夫婦である。同じように懐かしい曲も多い。半面、男子特有、女子特有のアニメもあり、そっちの方はお互いに良く分からない。
しかし、「あっ、オレこれ知ってるEE:AE595見てたよ!」とダンナが言ったのは、少女漫画「キャンディ・キャンディ」のオープニングがかかった時であった。
今思うと、「見ていた」は疑わしい。「見たことがある」ぐらいかと思う、かなり酔っていた。
私もかなり酔っていたので何の疑問も持たなかった。
「何かさ、王子様みたいなのいたよね!?」
「王子様・・・?王子さまはいないけど、『みたいなの』なら、アンソニー??」
「えー、ちょっと名前分かんないけど。」
「死んじゃう人だよ、あぁ(思い出す)、ねぇ、アンソニー、何で死んだか覚えてる??」
「ん?何でって、
心筋梗塞とか??」
少なくとも私が過去に見たアニメで、心筋梗塞で死んだ人は一人もいない。アンソニー、成人病かよ!
ちなみに正しい死因は、「落馬」である。