母が死に、叔母も亡くなった。
母が死んでから叔母とはメールのやりとりをしていたが、突然のことで少々取り乱してしまった。
病気であることは、知っていた。
それでもメールの調子はいつも変わらず、私もそこに甘えがあった。
もっとたくさん、話したいことがあった。
会っておきたかった。
母は娘である私に厳しかったが、叔母は私に寄り添ってくれたものだ。
建前というものを持ち出さないので、話していてとても気持ちが良かった。
もう二度と会えないなんて、認めたくない。
会いたいと思う人とは、迷わずに会わなくてはいけない。
胸が押しつぶされそうな思いだったが、それもこの連休でずいぶん癒えてきたように思う。
こうやって、喪失感と折り合いをつけていくんだね。
母と叔母は、とても仲の良い姉妹であった。
今頃、そのふたつの魂は再会しているだろうか。
生きている限り、私は回りの全ての命を失うことになる。
その全ての魂の行く先が、安らかであるよう。
私の行く先が、安らかであるよう。