人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

AFRIKA・15

新しい依頼がたくさん来た。

どれからでも良かったが、場所的にたくさんあったヘロエ湖に向かうことにする。出会ったヤツから撮っていこう。

ドゥーマ草原から行かれるようになって、楽になった。

最初に目に入ったのは、フラミンゴの群れ。

「湖面から飛び立つフラミンゴ」の依頼があった。車を停めて、寄ってみる。さほど警戒心がないのか距離があるのか、全く動く気配がない。大きな群れだ。

口笛を吹いてみても、全く動じない。

動きがないので諦めて戻ろうと振り向くと、湖のはずれに群れから離れて数羽、飛んだり戻ったりしているのがいる。距離も近い。

とりあえず撮ったが、これでいいのか??撮れたのは1羽、しかも「湖面から」飛び立っているのではなく、正確には「ほとり」だ。

しかしここに居てもこれ以上いいものは撮れそうになかったので、先に進むことにした。

次に出会ったのが、バブーン。サルでございます。

「バブーンの子供が母親にしがみついているところ」という依頼だ。

バブーンは気が荒いという事で、前回も何度か警戒モードになった。フラミンゴの写真もまだPCに保存できていないので、慎重にいきたいところ。

バブーンの群れを見つけたところで車を降りる。

最初は警戒していたが、動かずにカメラを構えていると、やがてリラックスしてきたようだ。

こちらからは動かず、しばらく車のそばで様子を見ていた。

すると、親子バブーンが一組。「しがみついている」というとお腹にぶら下がっている印象だったが、背中にくっついていた。これでもいいのか?

目の前を横切って行ったので、これも一応撮っておいた。

どちらも「一応」と言いつつ、襲われて失くすのが惜しいのでサッサと送ってしまうことにした。

バブーンは、距離とアングルの採点が低かったが、クリア。

フラミンゴに関してはエリックが「羽を広げて飛び立つところ」と言ったので、その条件だけなら満たしていたので送ってみた。

結果、ほぼ満点だったのだEE:AEACD撮ってヨカッタ、送ってヨカッタ。

次は象の雄叫びの録音だ。

エリックは「ちょっと怒らせたぐらいの方が迫力あるものが録れそうだ」などと言うが・・・。

バブーン。

フラミンゴ。