あー、ダリーEE:AE474検証結果である。まだ酒は私が制することができる相手ではなかったのだ。
駅前の飲み屋で飲む。
あくまでも「軽く」という前提だったのだ。ひとりビール1本、ウーロンハイ1杯で店を出た。ここまでは優秀。
家に帰ったら、缶のサワーを飲む。
早く寝ればいいのだ。
早く寝るのか。
じゃあペースを上げないとな。
ダンナは12時前に「もうダメだ眠い。」と言い、枕を持って2階の娘ぶー子の部屋へ上がっていった。
出稼ぎに出ているぶー子の部屋を、自分の寝室にしようと言い出したのだ。
そりゃ別に私は構わないが、なんでエルまで連れて行っちゃうかね。
残された私はまだ飲み足らず、YouYubeを見ながらしぶとく居座っていた。
やがてダンナが「無理。臭い。」と言って、枕と共に戻ってきた。
ダバコ臭である。ハハハ、ぶー子め、他人が寝れぬようにバルサンを焚いていったか。
しかしダンナは大切なものを置いてきてしまった。
「あれ?エルは?」
「ベッドの下に入り込んで出てこないから、ドア開けて置いてきたよ。」
私と寝るチャンスが回ってきたが、回収の手間がかかる。
そのうちに戻って来るだろう。あえて放置。
この間に私は一体何杯飲んだのだろうか。
ダンナが隣の部屋に戻って寝ていることは、もう忘れていた。
無性に歌が歌いたく、深夜であるにも関わらずに私は大声で「大地山椒(変換、出ませんEE:AE5B1)」を歌った。
「う、う~ん・・・。」とダンナ唸る声が聞こえてその存在を思い出した。
そうだった、戻ってきたんだっけ。そういえばエルはどうしたっけ??
戻らないところをみると、ぶー子の部屋で寝ちゃったのだろう。
回収して私も寝るとするか。
エルはぶー子の部屋にいたが、私の姿を見ると瞬く間にベッドの下に潜り込んでしまった。
もー、面倒臭いなぁもぅEE:AE4E5
気がついたら私は階段の下で寝ていた。なっ、なんでっEE:AEB64
そしてぶー子の部屋ではエルが狂ったように鳴いていた。
なぜか階段の途中に置いてあった扇風機を持って、2階に上がる。
ぶー子の部屋のドアは閉まっていた。
エルは私を見るとスリスリと体をなすりつけて、ゴロゴロ喉を鳴らし、さっきとは打って変わって大歓迎である。
再会を祝して寝ることにする。
ちなみに「検証」の結果をあえて言うなら、酒を飲んでも一応早くに目は覚めた。
覚めたが全く起きる気がしない、という結果であった。
二日酔いだ。ポロ一に納豆を入れて、今日はスペシャルである。