人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

水曜日に酒を飲む

あー、ダリーEE:AE474検証結果である。まだ酒は私が制することができる相手ではなかったのだ。

駅前の飲み屋で飲む。

あくまでも「軽く」という前提だったのだ。ひとりビール1本、ウーロンハイ1杯で店を出た。ここまでは優秀。

家に帰ったら、缶のサワーを飲む。

早く寝ればいいのだ。

早く寝るのか。

じゃあペースを上げないとな。

ダンナは12時前に「もうダメだ眠い。」と言い、枕を持って2階の娘ぶー子の部屋へ上がっていった。

出稼ぎに出ているぶー子の部屋を、自分の寝室にしようと言い出したのだ。

そりゃ別に私は構わないが、なんでエルまで連れて行っちゃうかね。

残された私はまだ飲み足らず、YouYubeを見ながらしぶとく居座っていた。

やがてダンナが「無理。臭い。」と言って、枕と共に戻ってきた。

ダバコ臭である。ハハハ、ぶー子め、他人が寝れぬようにバルサンを焚いていったか。

しかしダンナは大切なものを置いてきてしまった。

「あれ?エルは?」

「ベッドの下に入り込んで出てこないから、ドア開けて置いてきたよ。」

私と寝るチャンスが回ってきたが、回収の手間がかかる。

そのうちに戻って来るだろう。あえて放置。

この間に私は一体何杯飲んだのだろうか。

ダンナが隣の部屋に戻って寝ていることは、もう忘れていた。

無性に歌が歌いたく、深夜であるにも関わらずに私は大声で「大地山椒(変換、出ませんEE:AE5B1)」を歌った。

「う、う~ん・・・。」とダンナ唸る声が聞こえてその存在を思い出した。

そうだった、戻ってきたんだっけ。そういえばエルはどうしたっけ??

戻らないところをみると、ぶー子の部屋で寝ちゃったのだろう。

回収して私も寝るとするか。

エルはぶー子の部屋にいたが、私の姿を見ると瞬く間にベッドの下に潜り込んでしまった。

もー、面倒臭いなぁもぅEE:AE4E5

気がついたら私は階段の下で寝ていた。なっ、なんでっEE:AEB64

そしてぶー子の部屋ではエルが狂ったように鳴いていた。

なぜか階段の途中に置いてあった扇風機を持って、2階に上がる。

ぶー子の部屋のドアは閉まっていた。

エルは私を見るとスリスリと体をなすりつけて、ゴロゴロ喉を鳴らし、さっきとは打って変わって大歓迎である。

再会を祝して寝ることにする。

ちなみに「検証」の結果をあえて言うなら、酒を飲んでも一応早くに目は覚めた。

覚めたが全く起きる気がしない、という結果であった。

二日酔いだ。ポロ一に納豆を入れて、今日はスペシャルである。