10時まで残業、ご飯は向こうで食べる、帰宅は11時半前後。
これがダンナの繁忙期である。
ノロける訳ではないが、趣味を共有している仲間がいない夜というのはつまらないものだ。
飲んで弾いてゲーム。
そのどれも相方がいないだけでやる気が出ないのだ。
あ、飲む以外。
しかし数日も経てば、何だかラクチンかも、と思うようになってきた。
どうせ11時半まで帰ってこないのだ、何も急いでやるべき事がない。
私はテレテレ子猫と遊び、新聞を読み、つまみ食いをし、あわよくば眠った。
今日もそんな感じで過ごしていたが、ふと携帯を開いてみると「今日はもう上がる」というメールが8時過ぎに来ていた。
気づいた時にはもうダンナは最寄り駅に到着だ。
晩御飯だって、支度どころか材料すらありゃしない。
つか、飲めんじゃねーかー、この時間なら。
早速禁酒は延期、祭だワッショイEE:AEB86
あまりにも仕事が上手くいかず、気分のほうも相当滅入っていたので昨日は酒を抜いた。
酒抜いたところでどうだって話だが、何かを変えたかったのだ。
飲み続けて結構参ってたし、なんかこう、真っ当な風を入れたくなったのだ。
結果なかなか寝付けなかったが、これは正解だった。
これまでに私は何度も言ってきたが、諸悪の根源は酒である。
何度も気付き、何度も体感してきた紛れもない事実なのに、どうしてこうも簡単に忘れてしまうのだろう?
今朝私は、長い事忘れていた爽やかな朝を迎えることができた。
体が軽い。
気持ちも軽い。
私は洗濯機を2回まわし、布団を干し、花の手入れをした。
これだよこれ!!
今週はこれでいこう。
私は様々な忘れかけていた事を思い出した。
食器棚の整理をするんだった。
ダイニングももっと改善し、ガーデニングにも本腰入れるんじゃなかったか。
手帳に手が伸びたが、開く事はできなかった。
もう何ヶ月開いていないだろう。
その事実に向かい合うにはまだ早い。
まずペースを取り戻してからだ。
仕事もひどい失敗はしなかった。
昨日と同じタイマーを昨日と同じように落とし、昨日と同じようにそこからその勢いで飛び出した電池を機械の下にもぐりこませ、昨日と同じように取れなくなったが、上司グッティはそんなものは「オッチョコ」とはカウントせず、時間が来ると「今日は無事に終わって良かった」と言った。
私のオッチョコのレベルの高さが窺えた一件である。
さて、舌の根も乾かぬうちに、酒である。
明日は古紙回収の日だが、果たしてちゃんと起きて出せるだろうか。
そしてまた仕事で失敗するのだろうか。
EE:AEB50「Good Times Bad Times・一喜一憂コンテスト」、もう少々お待ちくださいませEE:AE5B1そんなんで飲みだしちゃいましてEE:AEAD9