眠い・・・。
朝起きてみると、録画したF1を観るために早起きしたダンナが、昨日のうちに買った惣菜パンを食べていた。
了解っ、引き続き寝るであります。
次は8時半だ。
ん?
そういえば娘ぶー子は7時半に起きるはずだったが、もう行っただろうか。
そっとぶー子の部屋を開けると、まだベッドで爆睡している彼女が見えた。
昨日もついつい2時までゲームをやってしまったが、ぶー子も「眠れない」とウロウロしていたのだ。
アンタも似たような人生だねぇ。
遅刻ぶー子を見送ると、まずは一応ソファに座った。
さぁどうするか。
眠くはない。
動ける。
寝坊はしたが、まだ9時である。
しかし昨日は良く歩いたし、寝た時間も遅かったのだ。
お、そう考えると何だか眠い気がしないでもない。
手帳、買っちゃったしね。
あれに書き込んだら最後、もう忠実にそれに従うことになるのだ。
私に残された自由は、あと何日だろう?
そこで私は試す事にした。
エルを連れて寝室に行く。
ベッドに入らずに、ちょっと横になるだけにしてみよう。
これで寝てしまったら、そのまま二度寝だ。
寝るに決まってんじゃねーかEE:AEB80
起きたら10時を回っていた。
ところで、私は何か大切な事を忘れているような気がした。
しかし、思い出すのが恐かったので、あえて思い出そうとしなかったのだ。
あの時は寝るか否かで大変だったのだ。
しかしもう寝たので、仕方なく思い出すことにした。
明日、来るのだ、アレが。
アレの存在はもうずいぶん前から分かってはいたが、ぶー子が諸事情からブログのネタにするなと言っていたので「何か訳わからない知らない人」というポジションにおいていた。
しかしそのアレが明日うちに来るかもしれないと言うのだ。
そうなると私の日常にも影響を及ぼすので、隠すと不自然になってしまう。
まぁアレだ。
アレが来るのである。
となると、こんな散らかった部屋では恥ずかしい。
私も恥だが、ぶー子も恥である。
「とにかく猫の糞尿関係を・・・。」と彼女は言ったが、テーブルに並んだワインの空き瓶の群れは構わないと言った。
どういう判断基準か、と突っ込みたくなったが、ぶー子が良くても私は良くない。
糞尿も、ワインの空き瓶も、収納スペースから溢れ出ているダンボールも、収納箱から溢れ出ている新聞も、クリアケースから溢れ出ている領収書&ダイレクトメールも、出しっぱなしのソースも、ゲームの攻略本や攻略メモも、麦茶のパックも、インスタントスープの箱も、どれもこれも良くはないのである。
しくった~~、間に合わないんじゃないの?これ・・・。
場合によっちゃ、晩御飯を出さなくてはならないだろう。
となると仕事の帰りに買い物するんだから、もう献立を考えておかなくてはならない。
しかし、ダンナが明日着ていくYシャツがない。
その前に、洗濯が終わって干さなくてはならない。
何が先だ!?
諦めるならどれだ!?
何か、もういいや・・・・・。
時間ないし、明日頑張ればいいじゃん。
鍋を火にかけ、月曜恒例のサッポロ一番みそラーメンぽ子スペシャルを作る。
ちなみに晩御飯は、ホープ軒のインスタントラーメンである。
ダンナに「晩御飯、何だと思う?」と聞くと、「ラーメン」と即答した。
鍋、と言われるのもキツいが、トホホである。
まぁ手帳に書き込むまでの話だ。
掃除も食事も、真っ当な生活は全てそれからである。