子供の頃にテレビで観て、どえらい感動した映画である。
監督:佐藤純彌
キャスト:高倉健、薬師丸ひろ子、中野良子
しかし・・・・・・・・・・・。
1978年の作品である。
今見ると恐ろしく古臭い。
ある部落で起きた、大量虐殺。
生き残ったのはまだ幼さの残る頼子だけであった。
しかし彼女は目の前で起こる殺人を目撃したショックで、記憶を失ってしまった。
そんな彼女を引き取ったのは、元特殊工作員の味沢。
あの殺人現場に居合わせた彼が、なぜ頼子を引き取ったのか。
一方、羽代市で起きた心中は、不自然な部分が多いにも関わらず簡単に処理されてしまった。
羽代市にはびこる汚職、暴力団の影。
そこに味沢の所属していた特殊工作隊が絡み複雑な状態になっていたが、それをほぐそうとする新聞記者中野良子は、命を狙われていた・・・。
もうシッチャカメッチャにこんがらがった状態からのスタートである。
始めは何が何だかわからないが、徐々に明かされていく真実に引きつけられる。
ストーリーは良かったが、いかんせん古すぎた。音楽やセリフに苦笑いである。
ありえないシーンや偶然にも白けたが、素直に見れば充分楽しめるとは思う。
リメイクがあればきっといい作品に映るんじゃないだろうか。
「戦国自衛隊」のリメイクが見たくなった。
ぽ子のオススメ度 ★★☆☆☆
ダンナのオススメ度 ★★☆☆☆
話が複雑で分かりにくい。中途半端にあり得ない場面が気になった。