人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

ついにトークが

昨日の夜はひどい目に合った。

日中楽だったから気を抜いてしまったが、夜になって奴らは猛威を揮いだしたのだ。

しかしそれはあまりにも静かに来たので、対処が遅れてしまった。

効かないと言ったばかりのアレロックだが、やはりあんなんでもないよりは全然いいらしい。

また寝返るかもしれないが、今のところそんな感想である。

しかし昨日は夜が更けるにつれて、症状が悪化してきた。

くしゃみ、鼻水、そして恐怖の鼻づまり。

遅ればせながら「症状が酷いときに追加するように」と言われていたニポラジンを1錠飲んだ。

さすがにこの頃は症状もキツくなっていたのでもうすでに何度か飲んでいたが、やはり気を抜かず飲んでおくべきだったのだ。

去年の私は「一度ニポラジンを飲み始めたら、そのままニポラジンを続けた方がいい」と未来の私に言っていた。

症状が酷くなってからでは遅いのだ。

昨日の様に。

で、あまり芳しい効果もないまま布団に入る事になった。

しかしあんなに鼻が詰まっちゃ、眠れない。

そんな時のための血管収縮剤「トーク」。

去年は「1日5、6回まで」と言われたのが、今年は「1日1、2回」になっていた。

何かの間違いかもしれないが、これが効かなくなったら後がない。

私は厳守してきた。

しかし、恐ろしい事にこのトークすら昨日は効かなかった。

原因は分からないが、1日1回に抑えても毎日使っていたのがいけなかったのか。

この薬だけが頼りだったのだ。

酒飲んでカラオケ行っても効果を発揮していたのに。

お先真っ暗だ。

口呼吸で寝不足のまま仕事に行った。

職場にも花粉症の人は何人かいる。

「昨日は辛かった。」そうでしょう、そうでしょう(泣)

「今日も辛いよね・・・。」え?それはないです。

今日も辛いと言った彼女はマスクの中で四六時中グズグズと鼻を鳴らし、時々くしゃみをしては聞き取りにくい鼻声でボソボソと喋っていた。

これは・・・、去年までの私である。

私はこれまで、自分より酷い症状の人を見たことがなかった。

もちろん私より酷い人なんてザラにいるだろうが、少なくとも私の周りにはいなかった。

それが、同じ職場に、私の目の前にいるのだ。

そして彼女は去年も私の目の前にいたのだが、去年、私は彼女以上に酷い目に合っていた。

この差は、この変化は何だ?

彼女は薬を飲んでいない。

市販の点鼻薬だけ点しているようだが、見たところあまり効果はなさそうである。

そして私は今日もアレロック+ニポラジンのコンボで来たが、もしかしたら薬を変えたのが良かったのかもしれない。

私は今、恥ずかしながらガンダムのゲームをやっているが、モビルスーツを強化するのに、同じ人の作ったパーツを揃えたり同じパーツを揃えたりすると効果がアップするようになっている。

アレロックとニポラジンが私の中で結びついて、なにやらもの凄い効果を発揮してくれているのだろうか。

・・・と言うほど効果が出ているわけではないが、今日の彼女を見るとどうやらないよりはマシらしい。

今の程度の症状ならほとんどストレスはない。

このまま乗り切れればいいのだが、昨日の夜を思い出すとそう甘くはなさそうだ。

トークが効かないという事態なのだ。

今後が心配だ。