血管収縮剤、トーク。
以前はプリビナだったが、病院を変えたら「同じようなものなので」とトークになった。
これは救世主である。
これがあるから、私は辛うじて花粉症を乗り越えているのだ。
症状が酷くなると、もう飲み薬では効かない。
とにかく息ができないと辛いので、そこでこのトークの出番となるのだが、この救世主、効くだけあって制限がある。
1日6回まで、と言われているが、怖いので寝るときだけにしている。
使いすぎると症状が悪化し、この薬が手放せなくなるらしい。
点鼻薬だ。
霧状に噴射するタイプではなく、目薬のような液体だ。
これをさすのには、実はちょっとコツがある。
完全に詰まりきった鼻にそのままたらしても、効果はあまりない。
私も始めのうちはそれに気付かす、この薬は効かないと思っていたのだ。
これは鼻の奥まで浸透させて、初めてその効果を発揮するのだ。
だから薬を入れたら、鼻をズビズビとして一瞬でも鼻を通し、通った瞬間にズーと思い切り薬を吸い込むのだ。
5分もすれば鼻が通ってくるはずだ。
ところが昨日はこの「ズビズビ」すらできない程、鼻が詰まっていた。
思い出した、こんな日もあったなぁ。
吸っても詰まりきって吸えない、吐くと薬がビシュッと鼻から噴射してしまうのだ。
そんなんで昨日は最悪だった。
酔っていたのでそのうち寝てしまったが、これがシラフの平日だったらさぞかし辛い思いをしただろう。
ところでニポラジンだが、どうやら細々と効いてはいるようだ。
飲むと鼻が完全に塞がるが、およそ2時間で小さな隙間ができる。
この隙間があるのとないのとでは、精神的に全然違うのだ。
ネットで見た情報では「約30分~1時間」で効く、「即効性のある薬」と書いてあったが、酒のせいか症状が重いせいか、私の場合これだけ時間がかかる。
で、土曜日なので今夜も飲んでいるが、やはり鼻が詰まっている。
でもニポラジンのお陰か、小さな隙間を辛うじて残しているのだ。
塞がらないように、ズーズーと音を立てながら換気している状態だ。
昨日よりはマシだ。
鼻の症状が飲んだ量に比例するならこの後のことはわからないが。