ついでがあればとことん利用する。
今日は西川口に用事があったので、貴重な機会を生かすことにする。
なかなか出ない方面なので期待して色々調べたが、この辺りはあまり良さそうな店がない。
ひと駅進んで川口だ。
小さな行列が出来ていた。3人。
食券を買って渡してから並ぶ。
大きく分けてラーメンかつけ麺、こってりかあっさりである。
私はこってりの渓つけ麺(小)をチョイス。
ちなみに(小)が普通の一人前の量らしい。
麺を渓麺という極太麺に変えられるので、変えてもらった。
待つことしばし。
まぁ今となってはどこでも食べれるようになった、魚介豚骨ガツン系だ。
見た目にはおとなし目だが、なかなか濃厚でおいしい。
クリーミーで、しっかりした魚介の味わいに動物系のまろやかさがいいバランスだ。
ザラリとするのは魚粉か。
つけ汁の中には柔らかいチャーシューと角切りのバラ肉が入っていた。
メンマも極太で存在感がある。
極太に変えた麺だが、ゴワゴワの固ゆでで「麺です!!」という主張がたまらなくド・ストライクだった。
麺とは何からできているか??というのがストレートに伝わってくる素朴な味だ。
クリーミーで濃厚なつけ汁をしっかり受けていいコンビネーションになっている。
卓上にはタマネギのみじん切りの入った壷があり、食べたら10円以上の金額を券売機の上の貯金箱に入れるシステムになっている。
私は30円で3さじほど入れたが、生のタマネギはキリッとした辛味と爽やかさがあり、重めのスープにいいアクセントになった。
かなり完成度は高そうだが、先に書いたように今となってはどこでも食べれるようになった二番煎じの感があるジャンルだ。
そうなるといまひとつインパクトに欠ける。
とは言えおいしかったから、近所だったら通っただろうと思う。
ぽ子評価です。5段階で、
スープ:濃厚でクリーミー。「4」。
麺:ゴワッゴワの渓麺は絶品。「5」。
具:いろいろで面白かったがもう一息。タマネギ込みで「4」。
総評:ありがちだがとても美味しい。「4」。
「渓つけ麺(小)」 麺を彩麺にチェンジ