「ターミナル」に続いて、トム・ハンクス祭りじゃっ!!
監督:ロバート・ゼメキス
キャスト:トム・ハンクス、サリー・フィールド
普通の人よりも少しばかり知能の低いフォレスト・ガンプだが、心優しい母親に大切に育てられ、純粋にひたむきに生きてきた。
何も考えず、漂うように生きているだけなのに、様々な出会いがあり、数奇な運命に流されていく。
母親の言うように「風に流されるように生きているだけ」なのか。
小隊長の言うようにそれは「運命」なのか。
彼は自分に問う。
一方幼なじみのジェニーの人生は転落の一途を辿るが、フォレストはどこにいても何年経っても彼女を想って待っている。
フォレストの気持ちはいつか伝わる時が来るのだろうか。
トム・ハンクス、若っ!!そんなに古いのか、この映画は。
実は本の方は薦められて昔読んだが、ぶっちゃけあまり面白くなかった。
ほのぼのとし過ぎていて刺激不足だったのだ。
あれが映画になって、果たしてどうなのか、正直あまり期待はしていなかった。
やはり最初のうちのノホホンとした流れにはダルさがあったが、フォレストが色んな運命に流されていくほどに惹きこまれていった。
何より彼の人柄が、暖かく魅力的だ。
決して人を裏切らない。右と言われたら、どこまでも右である。
疑ったり騙したりというような知能を持ち合わせてはいない。
それ故にひたすら純粋で一途なのだ。
暖かく、ちょっぴり切ない気持ちで見終わった。
ドラマではなく単なる彼の人生だが、充分にドラマチックであった。
ところで、アクションやサスペンスが好きなぶー子には物足りないかと思ったが、ティッシュを握り締めて「油断したらいつでも泣ける」とまで言った。
ええっ!?そこまでは感動しなかったけど・・・。
人それぞれである。
ハートウォームなお話が好きな方にはオススメします。
ぽ子のオススメ度 ★★★★☆
ダンナのオススメ度 ★★★★☆ あり得ない話だけど(笑)
ぶー子のオススメ度 ★★★★★ 油断したら泣く!