人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

うえっぷ

気持ち悪い・・・。

目が覚める度に思う。

しかし何度眠っても治る気配はない。

喉が猛烈に渇いているが、動く気力はない。

ごめんなさい、飲み過ぎましたぁ~~(泣)

大晦日にあまり飲めなかった分を取り返そうとガンガン飲んだのだが、その時間、約12時間。

寝た時の記憶がない。

「・・・そうだろうね。」

ダンナは冷たくそう言った。

そんなに酷かったか??

ううっ、気持ち悪い、そうだね、酷かったんだろうね・・・。

今日は初詣に行くと言っていた。

ダンナが起こしに来たが、とてもじゃないけど起きれない。

「ぶー子が起きたら起きるよ・・・。」

娘ぶー子が休日の午前中に起きるはずがない。

頑張れぶー子、お前のせいで私は寝坊をするのだ。

しかしぶー子はすぐに起きた。

嘘・・・、無理、起きれない・・・。

結局こうして昼まで布団に入っていた。

意を決してリビングに下りて行くと、ぶー子はゲームをやっていて、ダンナは隣でそれを鑑賞していた。

待たせたの、ほいじゃ行くとしますか。

「バスで行きます。」

ばす!?吐きそうですが(泣)

しかし寝坊した弱みで、黙って従うしかない。

神社には長い行列が出来ていた。

ボケッと並んでいるだけではもったいないので、私は列を離れてお札を買いに行った。

しかしここも行列だ。

ところがもうすぐ自分の番、というところでババアが横から入って来て、私は隣の列に押し出されてしまった。

ババアの前の人はササッと買ってすぐに消えたが、私の前の夫婦がゆっくり悩みながら買ったのでずいぶん待たされた。

ここは神社で今日は初詣だ。

下らない事に腹を立てないようにと努力したが、私はこういうモラルのない人間には我慢がならないのだ。

お札を買って列に戻ると、仏頂面の私を見てぶー子が訝しがった。

「クソババアが横入りだよ・・・。」と言うとぶー子はサッと顔色を変えて「こんな神社の神聖な場所で『クソババア』とか!!」と絶句した。

はぁ?

口の悪さでは私を上回るくせに、まさか神社のカリスマパワーに懐柔されていたとはオドロキだ。

そんな神聖な場所の神聖な儀式の最中に笑うなんて、もっての他である。

そう言って私はぶー子を厄年のお祓いに送り出した。

私は笑わない自信がなかったので一緒に行かなかったが、果たしてこのプレッシャーは功を奏したようで、

「もう、最初のあの太鼓とかあり得ねえ・・・。」と言いながら戻って来た。

太鼓(笑)行かなくて良かった。

ラーメンを食べて家に戻るとみんな、「眠い」と言って寝てしまった。

ぽ子も二日酔いなので有難く眠り、日が落ちて7時半に起きると、近所のスーパーの値下げ品を狙ってひとり繰り出した。

あったあった(笑)マグロの赤身、極上品。

昨日は3割引までしか値段が落ちなかったので、涙を飲んだシロモノである。

これを肴に飲み始めた訳だ。

私はブログの更新をしているが、ダンナとぶー子は上司アンガから借りた「ガンダム無双」を協力プレイで遊んでいる。

ぶー子の操るキャラの必殺技が凄いのでダンナが羨ましがっていたが、ダンナの方にもぶー子にはない技があるはずなのだ。

と慰めると、「そうそう!きっとそっちにも特技があるはずだよ。『すごい器用』とか。針穴に糸を通すのが得意(笑)」とぶー子。

いらない特技である。

そんなんで、ガンダム無双を見ながらダラダラ記事の下書きをしていたので、もうあと30分で日付が変わってしまう。

もう2、3、記事を入れたいが、間に合うか??