娘ぶー子のところへ行ってきたのだ。
もう家を出てから久しいが、今は比較的近くに住んでいるので、余計に帰ってこなくなった(笑)「いつでも帰れるから」ということらしい。
そんなぶー子が「おとんと遊びに来て!」というので、泊まりに行ってきたのだ。
ぶー子は息子(ノルウェージャンの子猫)を自慢したくて仕方がないようで、玄関のドアを私とダンナと、順番に開けさせる。
ぶー子を待ち焦がれたビビ(という名前だそーで)が飛び出してくるところを見せたかったらしいが、とうとう最後まで飛び出してなど来なかった。
お座り、お手も見せたがったが、私は見れなかった。
朝、私が寝ている間に一度だけやったとのこと。遅起きは三文の損じゃ。
ぶー子の案内で近所の大きな神社に行き、カレー屋へ行って部屋に戻る。
ダラダラしているうちに全員寝てしまい(ダラダラ家族は昼寝が大好き)、夜になってやっとダンナと私が起きる。
しかし肝心なぶー子が起きない。
起こそうと思って思い出した、ぶー子はムチャクチャ寝起きが怖いのである。母親の私ですら、起こすのを躊躇する。それが久しぶりともなれば、なおさらだ。
ダンナも同じ気持ちのようで、困ったねー、困ったねーと言うしかできない。
なんとか自然に気持ち良く目覚めてくれればいいのだが。
ビビを使うことにする。
これだけ可愛がっているのだ、邪険にはできないだろう。
私は猫じゃらしをぶー子の顔の辺りで振って、ビビを誘ってみた。
「やかましいわい!!」
ビビが飛びかかるまでもなく、猫じゃらしのカサコソという音にご立腹。
「やかましい」+「わい」という、平成のこの時代にうら若き女性の口からとうてい聞けないであろうこのセリフに、ぶー子の怒りを感じる。
やかましいわい。なかなか言えるセリフではない。
その効果は絶大で、すっかり戦意を喪失してしまった。
しばらくスマホをいじったりしていたが、無駄に時間が流れていく。
「ぶー子ぉ・・・。」と声をかけると、「あと10分、あと10分・・・。」と呂律の回らない声で返事をした。
15分ほど経ってから「ぶー子、まだぁ!?」と少々語気を荒げると、「んーEE:AE4E5あと5分・・・。」と返ってきた。
良くもないが、悪くもないぞ。
こっちは譲歩したのだ。次は強く出れる。
そこで5分後にアラームをセットした。うるさい、というかしつこいヤツ。
朝です、何月何日です。何時です。そろそろ起きましょう。などなど、アラームのピコピコ音と共に延々繰り返すのだ。
ちなみに私はもう慣れて、こんなものは屁でもない。
案の定ぶー子は怒ってウルサイ止めろと言ったので、そこをすかさず「もう勝手に出かけて適当に飲んで来るよ!」と返したらやっと観念して起きたのであった。
近くの焼き鳥屋さんへ行く。
安くて美味しかった。
満足だが、テレビで「蛍の墓」、やってるのよ・・・EE:AEB64
やめようよ、飲んでる時にそういうのEE:AE4E6
さてもう1軒行くか、と焼き鳥屋をあとにしてブラブラ歩いていたが、どこに行ったらいいのか分からず、結局部屋で飲むことにした。
そこでゲーム大会だ。何年経っても変わらん。一生やってるかも。
ゲーム&ワリオというゲームをやったが、もうすっごい笑ったわ。
大勢でできるのでお勧めしておく。簡単にできるミニゲームがたくさん入っている。
WiiUないとできないけどね・・・・・・・・ほしい。
何時まで起きてたんだろう??あの部屋には時計がないのだ。
遊び疲れて寝て、私は昼近くまでゴロゴロしていたのだ。
ダンナとぶー子は朝からまたゲームをやっていた気配。
そのうち仲良くそうめんなど食べ出し、なんだか起きるに起きれなくなってしまう。
やがて「DVDでも観ようか!」などと言い出したので、ここを逃したらあと2時間は起きれなくなると思い、「起きますー、起きますー。」とやっと起きたのであった。寝坊とはちょっと違うと言いたい。
昼にラーメンを食べに誘ったらぶー子はいらんというので、そこで解散となった。
特別なことは何もしなかったが、我が家らしくてこれも良かろう。
お盆休み、ぶー子の逆里帰りであった。