九州が来ている。
つまり、九州に住んでいるダンナの両親が来ているのだ。
お墓参りの名目である。
私だけ行かない訳にはいかないのだが、イレギュラーな事態である。
ぶー子の勉強(泣)
人より出遅れているのだ。
1分1秒も惜しい。
しかし私は小心者だ。
墓参りに行かずに18にもなる娘の勉強をみると言って、ダンナの両親の心証を悪くするのは恐ろしい。
恐ろしいが、野生動物を見よ。
私は今、野生動物の母野獣になる。
子供の将来のために、それを阻むものにキバを剥くのだ、ガオ~~~!!
で、中1からの英語である。
「10日間でマスターする中1・2の英語」という問題集を買った。
大学受験である。
笑え。
しかしぶー子のこの数年を笑うのは構わないが、1ヶ月で6年分を勉強するぶー子を笑うヤツにはキバを剥いてやる、ガオ~~~!!
で、墓参りを振って、私の教えられるだけの英語を教える。
・・・って、私の知っている英語なんて、ぶー子より上なだけで、一般には使いものにならない程度である。
「何でこれは不定詞じゃなくて動名詞なの?」
わかりません。
「これだったら『And』じゃなくて『Before』でも意味は同じじゃん。」
そうですね。
「わかりません。」
「多分そうです。」
自信を持って言える部分だけ繰り返して強調する。
ぶー子の私への不信感は募るばかりで、時間は過ぎる。
あさって。
あさってになれば塾が始まるのだ。
そこまでの2日間、このニセ英語で繋がなくてはならない。
ところで「Which」を自分が当時習ったとおりに「フイッチ」と発音したら、しばらく我慢したのち(その後の推測だが、そんな顔だった)ブフーと笑い出した。
「ウィッチ」というべきところらしい。
ホエンもホエアも、今は「ウェン」「ウェア」だと。
ひえ~~~、「デスコでフェーバー」な人種になってたのかぁ!!
そして、受験よりも早く迫っているのが、義父母+ダンナの帰宅である。
この汚い部屋の片付けに、宴の準備。
そんなんで多忙な1日であった。
つまらない記事でスミマセン。
ぽ子、普通の主婦であるの1日であった。