人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

ウィッチは魔女ではないか

九州が来ている。

つまり、九州に住んでいるダンナの両親が来ているのだ。

お墓参りの名目である。

私だけ行かない訳にはいかないのだが、イレギュラーな事態である。

ぶー子の勉強(泣)

人より出遅れているのだ。

1分1秒も惜しい。

しかし私は小心者だ。

墓参りに行かずに18にもなる娘の勉強をみると言って、ダンナの両親の心証を悪くするのは恐ろしい。

恐ろしいが、野生動物を見よ。

私は今、野生動物の母野獣になる。

子供の将来のために、それを阻むものにキバを剥くのだ、ガオ~~~!!

で、中1からの英語である。

「10日間でマスターする中1・2の英語」という問題集を買った。

大学受験である。

笑え。

しかしぶー子のこの数年を笑うのは構わないが、1ヶ月で6年分を勉強するぶー子を笑うヤツにはキバを剥いてやる、ガオ~~~!!

で、墓参りを振って、私の教えられるだけの英語を教える。

・・・って、私の知っている英語なんて、ぶー子より上なだけで、一般には使いものにならない程度である。

「何でこれは不定詞じゃなくて動名詞なの?」

わかりません。

「これだったら『And』じゃなくて『Before』でも意味は同じじゃん。」

そうですね。

「わかりません。」

「多分そうです。」

自信を持って言える部分だけ繰り返して強調する。

ぶー子の私への不信感は募るばかりで、時間は過ぎる。

あさって。

あさってになれば塾が始まるのだ。

そこまでの2日間、このニセ英語で繋がなくてはならない。

ところで「Which」を自分が当時習ったとおりに「フイッチ」と発音したら、しばらく我慢したのち(その後の推測だが、そんな顔だった)ブフーと笑い出した。

「ウィッチ」というべきところらしい。

ホエンもホエアも、今は「ウェン」「ウェア」だと。

ひえ~~~、「デスコでフェーバー」な人種になってたのかぁ!!

そして、受験よりも早く迫っているのが、義父母+ダンナの帰宅である。

この汚い部屋の片付けに、宴の準備。

そんなんで多忙な1日であった。

つまらない記事でスミマセン。

ぽ子、普通の主婦であるの1日であった。