夜だった。
私はエルを抱いたダンナと肩を並べて歩いている。
エルにはハーネスがつけられていて、お散歩モードである。
「どっちに行く?」家を出てすぐの突き当たりでダンナが聞く。
「こっちにしよう。」いつもと逆の方向に向く。
ずいぶん気温も下がり、もう夏の気配はどこにもない。
「嫌いな臭いだね。」キンモクセイの香りが漂っている。
「ホントだ。」ダンナが顔をしかめる。
エルはおとなしく抱かれている。
星空の下…。
で。
これはいつの記憶でしょうか?(泣)
ここだけしか覚えてないです…。