人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

やっぱり

酔いつぶれて寝ておった。

娘ぶー子がゲーム大会やろうと張り切っていたのに、「・・・どうせまたコレだしね・・・。」と言い捨てて部屋に戻る気配があった。

すまんね、酒の前にはもうどうしようもないのだよ。

食べてるうちはまだ良かった。

そのうち、録画したビデオでも見るかってことになり、テレビをつけたら「全国高校音楽コンクール」なるものをやってて、まぁ合唱コンクールですよ。

真面目に一生懸命歌ってる生徒諸君には申し訳ないんだけど・・・、

爆笑モンですよ・・・。

ぶー子は孫の手を長く伸ばして指し、「こいつ~~!!この、この目!!」だの「コイツもヤバイ!!」だの笑いまくっている。

ダンナもダンナで「これはバラエティ番組だ!!」と笑いこけ、

何て失礼な、と私も目を向けてみたが、一緒に爆笑だ。

「ひ、人の顔でこんなに笑えるなんて・・・。」とぶー子は涙を流していた。

結局数十分に渡って見ていたのだが、「もう飽きた。」のダンナのひとことで我に返り、「世にも奇妙な物語(録画)」を見始めた。

やはり最終話でダンナが大きなあくびをしたので、「少し休んだら?後で起こすよ。」と後半戦に向けて寝かすことにした。

で、残った自分達は何をしたんだ??

私の記憶はそこで途切れていて、気がついたら冒頭の「・・・どうせまたコレだしね・・・。」な訳だったのだ。

酔いつぶれたのが何時かわからないが(多分夜に近い夕方だ)、そのまま今朝まで寝ていた。

ダンナが仕事に出るのを見送ったがそれだけで、朝ご飯もなし、自分はパジャマで突っ立っていただけである。

火曜日だ。

「もう飲まなくて済む。」とホッとするようになってきた今日この頃である。