人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

9連休3日目 ~寿司食い放題~

前日もダイヤモンドシティのブッフェで食い放題、昨日も食い放題だ。

一体どんだけ食べて過ごしてるんだっつの。幸せ♪

一家惨殺の本を読んで寝たから夢見が悪く、明け方まで何度も目が覚めた。

観念して7時に起きて洗濯した。

連休は9日もあるのだ。

いつものように何もしないで過ごすととんでもない事になりそうだ。

どうせ半分は二日酔いで役に立たないのだろうから、朝目が覚めた時にやっちまおう。

干して寝た。

寝不足は嫌いなのだ。

グー。

梅ヶ丘の美登利の寿司の食い放題にいく予定だったのだが、祝日はやってない事がわかった。

ダンナが、私が「グー」と目を閉じている間に代わりを探しておいてくれた。

築地の「銀座 まぐろや」だ。銀座だけど築地だ。築地に行った。

初めて築地の駅で降りたし、初めて茅場町で降りて乗り換えをした。

関係ないが昔、教会に通っていた時に聞いた話で、キリスト誕生の場面で「かいばおけ」という言葉が良く出てきた。茅場町と関係あるのだろうか。

移動の電車の中ではずっと本を読んでいた。

私の自堕落な日常から信じてもらえないかもしれないが、何もしないでボーッとしているのが嫌いなのだ。

私は普段家の中でつり革につかまってボーッと過ごしているわけではない。

寝たりゲームをしたり酒を飲んだりで、それなりに忙しく過ごしているのだ。

私に言わせれば電車でボケッとつり革につかまっているのが自堕落の底辺だ。

という訳で本を読み始めた。

「吉田ルイ子のアメリカ」という本を古本屋で買ってあった。

私は旅行記や滞在記、ノンフィクションなどが好きなので、タイトルで買ってしまったのだ。

しかし実際に読んでみるとこれはずいぶん古い本で、ベトナム戦争直後のアメリカの変化を書いた小難しい本であった。

しまった、間違えた・・・。

「黒人指導者の欠如といえば、私がハーレムに住んでいた60年代、ハーレムをはじめ全米に盛り上がった公民権運動をはじめとして、マルコムXのブラック・モズレム運動、ブラック・パンサー党のラジカルな運動、ベトナム反戦を主張する第三世界連帯運動など、各種運動の指導者の最近の変貌ぶりはただ驚くばかりである。」

ハーレムといえば口ひげの先っちょがクルリンと上に向いてカールしてるスケベオヤジが、大きなくじゃくの羽のうちわで美女に囲まれているようなところで、公民権運動とは「板垣死すとも自由は死なず」とか混乱し、マルコムX、スパルタンX、ブラックパンサーかよ、ピンク以外にもいたのか、マーク・パンサー歌下手だよなぁ、ベトナム反戦スタン・ハンセン、だから全く驚かない。

こんな感じで集中できず、先が思いやられる。

310ページもある本だ。測ってみたが、文庫本で2.4cmも厚さがあった。

読みきればちったぁ知識が増えるとか、そんな段階ではない。

読めば読むほど頭が悪くなりそうだ。

それでも他にやることがないからずっと読んでいた。

これでもボーッとしているよりははるかにいい。

店には2時ごろ着いた。

普通のカウンターだけの小さな寿司屋だ。

私もダンナも店員とコミュニケーーションをとりながら食事をするのが苦手なのでちょっと引いたが、

感じのいい若い店員で、つかず離れずの距離を保ってくれたので居心地は良かった。

最初にまぐろシリーズを3貫食べてから、お好みを追加する事になる。

いや、この最初の3貫が。ブブッ。

今まで回転寿司ばかり行っていたのでカルチャーショックだ。

羽根が生えて飛ぶかと思うほどおいしかった。

本まぐろ、ピンク色・・・(泣)

メニューは50種類と聞いていたが、壁に出されているのは20種もない。

「これだけですか?」と聞くと、他にも数種類はあった。

それを頭に入れながら注文していたが、5分おきぐらいに思い出したように「アナゴありますよ。」「エンガワもあります。」と言うのでスルーするのも悪く、いちいちその度にそれを頼んでしまった。

もうお腹一杯になった頃に「お味噌汁、サービスでありますよ。」と言われた時には「・・・汁物・・・(泣)」となったが、ちゃんと飲んだ。もっと早く言って欲しかった・・・。

そして、最後に言われたのは「ネギトロありますよ。」だったのだが、これもちゃんとお願いした。

特大であった。

ひとくちで食べないとグジャッとなりそうだったから、てっぺんを箸でならして低くしたが、口に入れる寸前でためらってしまう。でかすぎる(笑)

仕方ないからグジャッと2口で食べた。

ダンナがグジャッとなるところを見てやろうと思って「ほら、一口でいかないと。」と煽っていたら、薦めてくれた店員さんに「何もひとくちで食べなくても・・・。」と笑われた。

こういうのって凄くこっぱすかしい(恥)

ダンナは最後にコハダを薦められていたが、いつもは半分に切るところを1枚まるまる乗せてくれた。

「残っちゃってもしょうがないしね。」と言っていたが、回転ではないこういう店だからこそできるのだろう。腹具合の問題はあるが、嬉しいことだ。

今度は飲んで、店員さんと話でもしながら食べるのもいいかなと思ってしまった。

おいしかったし、気持ちよく食べた。

しかし苦しい・・・・・。

丸の内線で眠り、新宿のマンガ喫茶で休む。歩けねぇ。

桜沢エリカの「しっぽがともだち」を5冊持って個室に行く。

ここのところ毎度これだ。

来るたびに、何巻まで読んだかわからないので最初から読んでしまうのだ。

で、結局3巻辺りで寝てしまう。

しかし前回来た時は、何巻だかが新刊のコーナーにあったからそれを読んだが、

1巻で死にそうなところを拾って一緒に暮らした猫が、死んでしまった話であった。

ぽ子、漫喫で号泣。カッチー、さよなら(泣)前回の話だが。

ダンナはドラえもんを読んでいた(笑)

この間タケコプターの話をした時に、「あれはムチウチになりそうだ。」という話になった。

ところがダンナは昔読んだドラえもんを覚えていて、「あれはもっと前は腰につけていた。」と言い出した。

のび太も腰につけて飛んでいたが、そうなるとおのずと腰が高く上がる。

結果ズボンが脱げてズボンだけが飛んでいたとの話だ。

それを読んだ。

のび太はパンツ姿で歩いていた。

昨日の記事は漫喫から更新したから、家に帰ってからは飲んでゲームをやるだけだ。

あれだけ食べたが、その後カップラーメンも食べた。

本当に、これでもかと言うほど毎日食べている。

もう知らん!!