人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

『予定』なんて無意味なもの

午前中にダンナは床屋、その間にぽ子はギター、ピアノ、ブログの更新、午後一番で昼飯+ウォーキング、帰って来たら明るいうちに飲み、ダンナはひと眠りしてF-1を観る、私はとことん飲んでから早目に布団に入る。

そんなんが、今日の予定であった。

あまり飲まずに早く寝た甲斐があって、朝はスッキリ目が覚めた。

つまり昨夜、充分に不摂生をしていない事を意味している。

明日に響かないように、今日は早目にとことんやるぞ。

昼に食べる店は、ピックアップ済みである。

相変わらず欲張って10軒も候補を出してしまったので、絞るのに一苦労だ。

しかし、床屋に出掛けたダンナはすぐに帰ってきてしまった。

「2時半・・・だって・・・。」

混んでたらしいのだ。

ダンナは2時半の予約となる。

じゃあ予定を変更して、先に歩いてご飯を食べに行こうと言う事になった。

東村山の駅の近くまで。

今日は時間がないから、遠くまで出られない。

食べて戻るだけになるだろう。

シャッターが閉まっていた。昨日から何なんだもうッ。

備えあれば憂いなし、で、補欠は考えてあったが、なんでこんなについてないのか、ぽ子は憂う。

比較的そこから近い店を補欠にしたはずだが、空腹には遠い道のりであった。

十二指腸潰瘍のぽ子には、空腹がつらいのだ。

ところでいつそんな病気になったかと言うと、今週の週明けあたりからだ。

診断したのはぽ子だが。

まぁ、腹が減るとみぞおちが痛むのだ。

しかし、補欠に持ってきたこの店が、胃の痛みも外飯に恵まれずに腐っていた私の気持ちも癒してくれた。

安くてうまい、これに尽きる。

「ラーメン??」

娘ぶー子からのメールに気づいたのは、もう大分家に近くなってからだった。

ラーメンではない。

じゃがいも@東村山である。

「じゃがいも。」とだけ返事を返したダンナに、意味が分からずキレ気味のぶー子であった。

昼ご飯、買って帰ってやらなくては。

どうも姿が見えないと忘れるな。

ダンナはそのまま帰りに床屋に向かって行った。

私はひとり、スーパーで半額の冷凍スパゲッティを買って帰る。

「スパゲッティ、食べる?」

早速ぶー子に聞くと、

「いい。スパゲッティ、食べたから。」

結局、ぶー子が食べたスパゲッティの穴を埋めるために買ってきた事になり。

冷凍庫、常にパンパンである。

ダンナが戻ると、今度は買い物だ。

自転車のサドルがボロけたので、サドルだけ交換したいと言っていた。

それなら先程のウォーキングでサドルだけ落ちてたのに。

サドルを買うと、またスーパーに行き、宴の役者を揃える。

先程のじゃがいもで腹はパンパンだったが、ステーキ肉とまぐろの刺身の盛り合わせを買っていた。

早く飲みたい。ウフフ。

・・・寝てしまった。

ダンナは帰ったらすぐにサドルを取り替えに駐車場に出た。

そこから戻ると寝ている私に何か言ったようだが、今となっては思い出せない。

とにかく、起きたら6時過ぎであった。

全員風呂に入ってから、乾杯だ。夜になってしまった。

明日は仕事なんだけど、昨日おとといはちゃんと飲んでないので、勢いがつく予感である。

だから早く飲み始めて早く寝たかったんだけど。

「SAW3」を観る。

いつまで続くか、週末のDVD三昧。

注:本文にある「ステーキ肉」は1枚だ。

3人で1枚。

ぽ子はケチなのだ。

安心して欲しい。