人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

義父が来た

よりによって1週間で1番部屋の汚い月曜日に来て泊るとは。

時間もないがやる気もなく、ラーメン食べたらいつも通り寝てしまった。

餃子の王将のラーメンのくせに、いっちょ前に眠気を誘うとは。

「母は来ないんだね?」とダンナに言われて気が付いたが、

義母は来ないんだよね?

・・・ちょっと待って、誰も来ないとは言ってなかったぞ。

でも来るとも言ってなかったけど。

勝手にお義父さんのソロだと思い込んでいた。

急いでもう1組、布団の用意をしなくては。

しまった、客用のシーツは前回お義父さんが来た時から洗ってない。

もう無理だ。私の頭では手に負えない。寝させていただきます。

起きてみると布団はちゃんと2つ並んでいて、干せなかった一組には乾燥機がかましてあった。

「・・・シーツ、あったの・・・?」ここで初めてシーツの話とは申し訳ないのだが。

「・・・何とか探し出したよ。」とダンナ。

さすがじゃん。これで私も寝た甲斐があったってもんよ。

後は延々、食事の支度だ。繰り返すが、私はどうしてもうまいものを食べたい人なのだ。

ところが能力が追いつかないので、今日も全部作れなかった。

結局来たのは義父ひとりだった。

それでも出してしまったもう1組の布団はしまわなかった。

キングサイズだ。お義父さま、いらっしゃいませ。

お義父さんは上等の焼酎を買ってきてくれたので、また飲み過ぎだ。

どうやら人生相談などはやらずに寝ることができたようだが、流しが散らかったままだった。

朝イチで起きたお義父さんには見られてしまったことだろう。

くそ~、これでも精一杯最後の見栄を張って生きているのに、どうしてこうなってしまうのだろう。

お義父さん、すみません。

ご子息には苦労を掛けています。