人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

危ないところだった・・・。

もうホント、毎晩「今日こそは11時、遅くても11時半に寝室に行き、エルと遊んでから本でも読んで寝る。」そう思っているのに

毎晩叶わないでいる。

昨日もつい飲み過ぎて1時半だ。

起きるなり夜更かしした事を思い出し、眠くなる。

悪い予感は的中し、今朝もエルの羊鳴きで目が覚めた。

何とかエルの視界に入らないようにベッドの端に張り付いてみたが、

間もなく目覚ましのテレビがつき、朝が来てしまった。

意外と起きてみればそれ程眠くもなく、よっし、今日も寝ないでゲームするぞと決心したものの

座って広告を見ていたら、途端に眠くなってきた。

「昨日遅かったんだから仕方ない・・・。」睡魔の誘惑に弱いのだ。

もう今日はゲームを諦めようと思ってたら、娘ぶー子が突然「ちょっと15分ぐらい時間あって、それでもって暇かな??」と聞いてきた。

暇かな??とは何だ、恐ろしい。

そんなかわいらしい言い方をするなんて、絶対何か頼みごとだ。

「時間もあるし暇は暇だけど、猛烈に眠い。」どうするぶー子よ?

アンタの言う通り時間はあるけど、眠いのだ。「眠い」とはどこまで許されるのであろうか?

「で、何?」アンタの要求を聞いてやる。話はそこからだ。

「駅まで車で送ってくれないかな??」

・・・いやじゃ。眠い。目が覚めてしまう。

しかし結局送って行ったのだ。

「時間もあるし暇だけど眠いからイヤだ」なんて、ちょっと不憫だ。

そうと決めたなら素直に送ってやればいいのだが、

「眠い。」「すっごい眠い。」と何度も繰り返し、ぶー子の話題には適当な相槌しか打たなかった。

運転でいっぱいいっぱいで余裕がなかったのもあるが、つくづく嫌な野郎だ。

送って帰ってきたら、案の定目は覚めていた。

何だ、良かったじゃないか。ゲームやろう。

こうして今朝も無事ゲームにいそしむことができた。

午後の仕事も忙しく、眠くなる暇もなく残業までしてきたが、

仕事が終ってみるとダンナからメールが来ていて、もう会社を出ていると。こりゃ、家に着くのは同じぐらいだぞ。

「晩ご飯、どうするの?外食でもいいよ。」とのメールも来た。

昨日も残業でダンナより帰るのが遅くなり、晩ご飯は一応作ったがラーメンだった。

一応まともなメニューの食材も買い出してあったから、これを消費しなくてはならないのだが。

「う~ん、そうだね・・・。」

「でもね・・・。」

「・・・そう?」

「じゃ。」

そんな感じで外飯に決定した。食材どうするよ?週末に調理するとは思えないし、あぁでもかったるい、ラーメン食べに行きたい。

ラーメンを食べに行った。

お腹が一杯になったら眠くなった。

帰ったらダンナとエルと、ベッドの上で遊んでいたが、気がついたら2人ともベッドで伸びていた。

ちびエルを勝手にチョロチョロさせては危険がいっぱいなので、寝るに寝れない。

ウトウトしてはエルのテケテケ走り回る音でハッとして目が覚める。

ダメだ、寝るならちゃんと寝よう。

エルをケージに戻して再びベッドに横になったが、例の「ガシャーン、メエェ!!(訳:開けて!!遊ぼう)!!」が始まってしまった。

まじか・・・。くそう、辛抱だ。

エルは5分程ガシャーン、メエェ!!とやっていたが、そのうち諦めて大人しくなった。

まぁあんだけ遊べば疲れてるだろう。休ませてやったのだ。親心だ。

しかし今度は右から「グオォォォオ!!!」と轟音が鳴り響いた。

忘れておった、この人はイビキ大臣だったのだ。

私はキュルキュルと古い記憶を巻き戻し、対策を引っ張り出してきた。

そうだった、横に向けるのだ。若干仰向けぎみの横向き。

よいせっと横に向けたら目を覚ましてしまった。「何だ?」という顔をしている。

「この場所でお願いします。」と言うと、よほど眠かったようですぐに目を閉じた。

しかし・・・。

そうだったよなぁ。無駄な時は無駄なのだ。

またすぐにガオーと鳴り出したので、諦めて起きる事にした。

そうだった、まだブログ更新してなかった。

午前も午後も、これで良かったのだ。

かくして私はギリギリで記事を更新する。

きっと目も覚めて、酒も飲み出したことだし

今夜も夜更かしするのだろう。

それではまた明日。