飲み疲れた。あっさりした麺類希望。つけ麺がいいな。時間はあるから、行ったことのないお店に挑戦してみるか。
田無へ。駅前の繁華街。
カウンターのみの小さなお店だが、中途半端な時間にも関わらず、客足は途切れない。安定した支持層がある模様。
「辛味つけ麺」に背脂トッピング。・・・お釣りのボタンを押すときに背脂のボタンを触ってしまったのだ(笑)事故だが、嫌いではない。そのままお願いすることにした。
背脂の効果か、ギトギトしない程度の油の層がマイルドな口当たり。しかし、結構辛いぞ(笑)これは背脂正解だったかも。逆にシャープな辛さをダイレクトに楽しみたかったら、そのままがいいだろう。
辛味と背脂でベースの繊細さは消されてしまうが、個人的には好きな味だ。ダンナの食べたいわゆるノーマルに比べると、グッとパンチがある。ただちょっとしょっぱい。
チャーシューはあっさり仕上げたものだが、つけ汁の派手さのなかに映える。控えめながら、優しく印象に残るもの。
つけ汁には刻みネギがたっぷり入っている。
そしてもう、この麺が!
ツルツルとした喉越しに、波打つウェーブの食感。程良い弾力。凄く良かった。う~ん、麺との相性は辛味じゃない方が良かったのかな!?
「どうして辛味に背脂入れるの!?」といきなり店主さんに聞かれ、これはまずい組み合わせだったのかと一瞬たじろいだが、結構多いらしい。不思議がっていた。いえ、私の場合事故ですが。
丁寧に作られていることを感じる一杯だ。
ごちそうさまでした!