犯人。
買ってから何年経ったのだろうか、このキャットタワーは。
大型家具にカウントされるとは思うが、部分的に消耗品でもあるのが悩みどころ。柱が爪とぎになっているのだ。
これさえ綺麗なら、まだまだタワーとしては充分なのである。
先代は、柱が折れて終わった。キャットタワーの終わりとは、そのようなものであって欲しい。
ということで、このボロボロの柱を何とかしたかった。猫も爪を研げないし、見栄えがメチャクチャ悪い。
一応替えをバラで売ってはいるが、1本2千円前後、全部取り換えればそれなりの額となる。作業も重労働だ。
それはちょっと・・・、となるともう、答えはひとつ。自分で修繕するしかない。
調べてみると、自分で直している人は結構多かったのだ。私もやってみることにした。
ホ-ムセンターでロープを買った。
本当は麻縄がいいらしが、ちょうど良いのがなかったのである。綿のロープ、幅6mmの10m。
柱のボロボロの部分はもう縄が切れているので、そこから引っ張ってはがしていく。
ちょっと楽しい(笑)これだけなら何度やってもいい。
まだ綺麗な部分は残すことにした。仕事を減らしたいのもあり、もったいないのもあり。
木工用ボンドを引きながら、その上をグルグルと巻いていく。
巻いているうちにロープがほどけてこんがらかり、適当にやっていたことを悔いた。ここは丁寧にやらんとダメなとこ!
こんがらかりをほどいては巻き、ほどいては巻き、1時間はかからなかったか?
悪くないよね!?ビシッと巻けて気持ちがいい。
でも・・・・・・・・・・。
こんなにビッチリ巻いて、爪は研げるのか??引っ掛かりがなさそうだ。研ぐ側としては、ボリッボリッとほぐれていくのがいいんじゃないかという気がしないでもない。
ここで研げないとなると、壁を研ぐ可能性大だ。いや、この綿ロープにだってまだ希望はある。半分残ってるし、これを使い切るまでは希望を持ちたい。
残る柱は8本。
ここが折れるのとどちらが早いか・・・。