人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

オブリビオン<感想>

まだまだ序盤だと思うが、この調子では入り込めそうもないので見切りをつけた。

もっとやっていけば感想は変わるかもしれない。

そこそこ人気のあるゲームだ、好まれる要素があるのは分かるが、一番のネックは「時間」であった。

自由度が高いが故に、やろうと思えばいくらでも時間を食ってしまう。

やり込み派の私としてはいちいち時間を食ってしまうことになり、それができないとなると気になることを捨てていかなくてはならないのである。

これはストレスであった。

またシステム上の不自由。

ジャーナルの見づらさ、大量の所有アイテムのやり場のなさ、一発で見たい場所が出せないマップ表示の煩わしさ、マップの不親切さ。初期型PSあたりの不便さを思い出したほどだ。

マップは攻略本必須で、全体図と地域図、町、と3種類のマップを拡大コピーして、さらにそこに店の場所を書き込んでおく必要があった。

それに加えチュートリアルが不十分なため、訳が分からないままゲームに放り出されるのだ。突然衛兵に捕まったり吸血病になってたりして、その度にてんやわんやであった。

ストーリーの一貫性もなく、ただただ現れるクエストを消化するだけで、先が見たいという気持ちになっていかない。キャラへの愛着も湧かず、単なるおつかいゲームになっていた。

ゲームへの没入感がないのである。

自由度が高いことが魅力のようで、それは分かる。

ただ、相性はある。

特に日本産のゲームに慣れている人は、馴染めないように思う。

次々現れるクエストは飽きさせないし、悪に染まるか、正義に生きるかのプレイスタイルを自在に操れる自由度はなかなか他に見ない。

しかしだ。

相性だ。

悪いゲームだとは思わないけど、私には時間がない。

ということで、オブリビオンはここまで。

いつか時間がたっぷりできたら、またやるかもしれないが。