人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

日本のシンドラー杉原千畝物語・六千人の命のビザ

映画版もあったようだが、終戦60年ドラマスペシャルの方を借りてしまったEE:AE5B1

比較はできないが、豪華キャストでとても良かったですよ。

   

   監督:渡邊孝好

   キャスト:反町隆史、飯島直子、

外交官として活躍していた杉原。

昭和14年、リトアニアの大使館に赴任中に太平洋戦争が勃発。ドイツの侵攻により、多くのユダヤ難民が、杉原のいるカウナスにも流れてくるようになった。

ドイツの侵攻が進み退路を断たれたユダヤ人は、日本経由で脱出しようとビザを求めて大使館に押し寄せる。

彼らを助けたい杉原だが、国の許可が下りないのである。

難民たちは大使館の前で、何日も何日も待っている。

敗戦の色が濃くなり、大使館閉鎖の日は迫った。

一番大事なものは何なのか。杉原は自分に問いかける・・・。

実はこういったシンドラーはちょいちょいいたようだが、あまり知られていない。

この杉原氏も当初は称えられるどころか、非難され、ひっそりと暮らすことを余儀なくされていた。

妻である幸子氏の著書をもとに、かなり事実に近く再現されている作品のようだ。

まんまシンドラーだが、事実の重みがある。

こういう時代に正義を通すのは、簡単なことではない。

外務大臣による名誉回復は、2000年とのことである。

ぽ子のオススメ度 ★★★★☆

ダンナのオススメ度 ★★★★☆