人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

快眠への道

眠い!!

眠い眠い眠い眠い眠いッEE:AE4E5

全く忌々しい、どうして毎日毎日こんなに眠いのだ。

贅沢な悩みなのは承知である。世のワーキングピープルは、眠かろうが今働いているのだ。私はパソコンデスクの前で今日もまた、船を漕いでいる。

しかし私とて、船など漕ぎたくて漕いでいるのではない。睡魔に抗う苦痛と仕事をする苦痛を、同じ土俵にあげないで欲しい。

辛いのだ。

眠くて辛いのだよEE:AE474

新しく出された眠剤には慣れてきて、この頃はすんなり眠れるようになってきた。

ところがどうだ今度は、夜中に暑くて眠れないのである。

季節は冬に変わろうというところだ。おかしな話だが、ここ数年こんな調子である。

暑くて眠れない、というより、目が覚めると暑くなるという感じだ。再び眠くなるとまた、寒くなって来るのだ。どうも体の機能がバカになっているような感じである。

毎年調べて、自律神経か更年期か冷え性かというところに辿り着くのだが、何もしなければ良くもなりはしない。

いい加減、何とかならんのか。

食生活、運動、生活サイクルに関しては、ダイエットによりこのところ優等生だと思う。

となると努力でどうにもならない更年期のセンが怪しい訳だ。

更年期。

変なプライドで認めたくなかったが、こうなるともうこいつが一番怪しい。

今思えばちょっと前までの暖かい時期の不調も、更年期だったんじゃないかという気すらしている。

意地張って認めないよりも、受け入れて改善する方が建設的だ。

あぁグッスリ眠りたい。

グッスリ眠ってパリッと生活したい。

思えば睡眠に関しては不満続きだったが、ひとつだけ、改善されたことがある。

寝起きの良さである。

以前は本当に朝起きるのが苦痛で、地獄のような思いで毎朝起きていた。

人に聞けば必ずしもみんなそうではないと知り、世の中の不平等を恨んだものである。

子供の頃からずっと、起きるのは苦手であった。

修学旅行などの宿泊を伴う行事は、朝起きることを考えると憂鬱であった。そして実際私は、ひとりで最後まで寝ていたものだ。まだ若かったので、とても恥ずかしかった。

大人になり働くようになっても、結婚して子供が生まれても、それは変わらなかった。

朝が来るたび、呪わしい気持ちで目覚ましを止める。

夜も眠れず朝も起きれず、一体誰がNine to fiveのサイクルを決めたのか、少数派に苦痛を強いる社会のシステムに泣いた。

それが、気が付いたら朝スッキリと目覚めるようになっていたのだ。文句は執念深く言うが、有難いことには鈍感である。

思えば、眠剤を飲むようになった頃からか。やはり眠れれば起きられるものなのかもしれない。

今度はその眠りの質に、問題が出ているのである。

せっかく新しい眠剤に慣れてきたのに、今度はこいつを倒さないと快眠は訪れないのだ。

更年期障害は薬で改善するらしいから、観念してその烙印を押してもらおうかと思う。