眠い!!
眠い眠い眠い眠い眠いッEE:AE4E5
全く忌々しい、どうして毎日毎日こんなに眠いのだ。
贅沢な悩みなのは承知である。世のワーキングピープルは、眠かろうが今働いているのだ。私はパソコンデスクの前で今日もまた、船を漕いでいる。
しかし私とて、船など漕ぎたくて漕いでいるのではない。睡魔に抗う苦痛と仕事をする苦痛を、同じ土俵にあげないで欲しい。
辛いのだ。
眠くて辛いのだよEE:AE474
新しく出された眠剤には慣れてきて、この頃はすんなり眠れるようになってきた。
ところがどうだ今度は、夜中に暑くて眠れないのである。
季節は冬に変わろうというところだ。おかしな話だが、ここ数年こんな調子である。
暑くて眠れない、というより、目が覚めると暑くなるという感じだ。再び眠くなるとまた、寒くなって来るのだ。どうも体の機能がバカになっているような感じである。
毎年調べて、自律神経か更年期か冷え性かというところに辿り着くのだが、何もしなければ良くもなりはしない。
いい加減、何とかならんのか。
食生活、運動、生活サイクルに関しては、ダイエットによりこのところ優等生だと思う。
となると努力でどうにもならない更年期のセンが怪しい訳だ。
更年期。
変なプライドで認めたくなかったが、こうなるともうこいつが一番怪しい。
今思えばちょっと前までの暖かい時期の不調も、更年期だったんじゃないかという気すらしている。
意地張って認めないよりも、受け入れて改善する方が建設的だ。
あぁグッスリ眠りたい。
グッスリ眠ってパリッと生活したい。
思えば睡眠に関しては不満続きだったが、ひとつだけ、改善されたことがある。
寝起きの良さである。
以前は本当に朝起きるのが苦痛で、地獄のような思いで毎朝起きていた。
人に聞けば必ずしもみんなそうではないと知り、世の中の不平等を恨んだものである。
子供の頃からずっと、起きるのは苦手であった。
修学旅行などの宿泊を伴う行事は、朝起きることを考えると憂鬱であった。そして実際私は、ひとりで最後まで寝ていたものだ。まだ若かったので、とても恥ずかしかった。
大人になり働くようになっても、結婚して子供が生まれても、それは変わらなかった。
朝が来るたび、呪わしい気持ちで目覚ましを止める。
夜も眠れず朝も起きれず、一体誰がNine to fiveのサイクルを決めたのか、少数派に苦痛を強いる社会のシステムに泣いた。
それが、気が付いたら朝スッキリと目覚めるようになっていたのだ。文句は執念深く言うが、有難いことには鈍感である。
思えば、眠剤を飲むようになった頃からか。やはり眠れれば起きられるものなのかもしれない。
今度はその眠りの質に、問題が出ているのである。
せっかく新しい眠剤に慣れてきたのに、今度はこいつを倒さないと快眠は訪れないのだ。
更年期障害は薬で改善するらしいから、観念してその烙印を押してもらおうかと思う。