人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

熱い季節の到来

秋らしく・・・、も通り過ぎ、一層寒くなり、冬が近づいてきたことを感じるようになった。

衣替えはまだまだ途中だが(途中なのです)、布団には困っていない。

一年中、出しっぱなしだからだ(笑)しまう場所もないし、しまうのも出すのも面倒臭い。

よって暑い季節は、ベッドの上の足元にたたんで置いているのだった。

この掛け布団のカバーは綿で、触れると冷たいのが保冷材効果になり、暑い季節も使い方によっては悪くない。

邪魔なら蹴散らかす。

押し入れにしまう手間を考えれば、この方がメリットが多いのである。

 

そしてまた冬がやって来た。

もうしばらく前から布団は布団として真っ当に使うようになっていたが、私は猫と一緒に寝たいので、窓を開けたりしてわざわざ部屋を冷やしている。

寒がりな猫は、布団に入って来る。

布団をかけていても私は肩が寒いが、これも「誘眠の儀式」の間だけだと我慢する。

儀式がないと寝付けないのである。猫にもいて欲しいし。

 

さてその誘眠の儀式だが、本来なら読書になっているはずであった。

何度も決意して、そう決めたではないか。

ところが呆気なく、その儀式はスマホに戻っていた。

酔っていたら本は読めない。ちょっとfacebookのチェックをしてから、・・・そんなところから、簡単にまたスマホ漬けに戻ってしまったのである。

 

あれは睡眠の邪魔をする、あれほど身をもってわかったはずだったのに、本当にスマホとは魔物である。いや、自分の弱さか、両方か。

もういいよ、スマホで。寝不足したって、私には取り返す時間がある。

何度目かの開き直りの時期に入っていたが、その頃ちょっとした異変に気付いたのであった。

 

暑いのだ。

布団に入ったばかりの頃は寒くて肩も足もできるだけスッポリ入るようにしているのだが、やがてまず、足の裏が暑くなってくる。

布団から足先だけを出す。

足首、膝から下、と暑い範囲はゆっくりと広がっていき、ついには下半身全体が布団から出ている。

 

次には上半身だ。

まず肩が出る。腕を出す。最終的には布団がかかっているのはお腹の上だけになる。

気温が高いのか??

そんなはずはない、窓まで開けて、布団に入った時はしっかり寒かった。

まぁ寒いよりはいい。燃費がいい最近のエアコンみたいじゃないか。

暑くなった足の裏を布団カバーに当てたりしながら、私は眠くなるのを待った。

 

いよいよ電気を消して、儀式は終わりだ。

明日も早い。

スマホ遊びもほどほどに。

 

ところが、全くさっぱり眠れないのである。

電気を消した時には、確かに眠気は来ていた。

それなのに体が熱くて眠れないのだ。

暑い!

バカバカしいが、エアコンをかけるか?

しかしそれもちょっと違うのだ。暑いのは部屋ではなくこの私自身。私の体温を下げて欲しいのだが。

 

この体から沸き起こる発熱は、「熱き血潮」みたいなスポ熱血魂のような興奮に似て、私を睡眠から遠ざける。

分かりやすくいうと、コーヒーを飲み過ぎて眠れないような感覚である。頭は眠いのに、体が寝かせてくれない。

 

眠れそうもなかったので、またスマホを手に取り、「暑くて眠れない」を検索してみた。

少なくはない。

女性に多い。

原因の多くは冷え性か更年期障害か自律神経失調。

 

どれも考えられる・・・・・・・。

今布団の中での現段階でひとつに絞ることもないかもしれないが、消去法でいくと自律神経失調が一番怪しい。

これまでの冷え性では、文字通り足先が冷たくて湯たんぽを入れていたし、更年期障害の特徴的なホットフラッシュとはちょっと様子が違うような感じなのだ。

別件の体調不良を調べていた時にも何度か出て来た言葉だし、なにより自分の生活習慣が自律神経を失調させるに十分な環境だったからである。

 

三食きちんと食べろだとか、バランス良く食べろだとか、ジャンクフードを食べるなだとか、起床・就寝時間を崩さないようにだとか、運動をしろだとか、やるべきことはたくさんある。

生活習慣を整えるということは、私には大変なことなのである。

一度に全部は無理だ。

 

なので、睡眠の直接的な障害になっているスマホを、やっぱり我慢しようと思う。

何度目だ??

うん、何か寝る前のスマホは良くないらしいよ、色々と(笑)

 

ちゅー訳で、改めて宣言する。

寝る前のスマホは止める。

寝ない時もほどほどにする。

 

 

飲んじゃった夜はどうするか。

音楽でも聴きたいが、リビングのコンポに入ってる曲はどうやったら布団で聴けるのか??

 

ラジカセの時代が懐かしい。