人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

メダカの飼育日記・4

たった今、「果たして黒ゴマはまだ生きていたのである。」と書き終えて見にいったところだ。

黒ゴマは死んでいた。

あの様子だったのだ、不思議はないが、やはり悲しい。

黒ゴマは、本当に、本当に、良く頑張ったと思う。

昨日の朝、様子がおかしくなってからも、もつ煮のようにグッタリではなく、泳いでは浮いて、まるで「まだ死なないぞ」と運命に抗っているかのようであった。

今朝見た時も、力なく浮いていながら「まだだ」とでも言うように時々スッと、あるいはヨレヨレと動いていたのだ。

これは難しいと思いつつ、「もしかしたらゆっくり回復するんじゃないか」という希望を持っていた。

小さい体のまま死んでしまった黒ゴマ。

生命力は、どの子にも負けなかったと言いたい。

もつ煮も黒ゴマも、何が原因で死んでしまったんだろう?

黒ゴマに関しては、小さくてとても痩せていたので衰弱死なのかもしれない。

それでもこれまでは元気だったから、ここまで何も施さないできてしまったが、隔離して育てるべきだったのかもしれない。

まだ飼い始めたばかりで、疑問と反省の繰り返しだ。

まるで私の無知の犠牲になって、みんな死んでいくみたいである。

ここから何かを学びとっていくのだろうが、生き物を実験材料にしているようで、しんどくなってきた。

調べて、調べて、調べて、最善を尽くしたつもりでも、圧倒的に経験が足りない。

一体、どれほど犠牲を出せば、上手に育てられるようになるのだろうか。

約2ヶ月。

残ったメダカは、あと2匹である。