人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

ぽ子の辞書の完璧

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シンセサイザーには譜面立がない。

生ピアノやエレキピアノには基本的についているが、シンセにはついていないのだ。

モノによるかもしれない。少なくとも、私が今まで出会ったシンセにはついていなかった。

これは結構不便なことだ。

譜面を立てる場所がないので、シンセ本体のボタン部分の上などに置くことになる。

まず狭い。

鍵盤を叩けば揺れて動く。そしてやがて落ちる。

やはり楽譜は立てるのが理想なのである。

なにもシンセについていなくても、世の中には「譜面立て」という、譜面を立てるためのアイテムがあるのだ。それを使えば間に合うこともある。

しかし自宅での練習時は、譜面立てを置く場所がない。

シンセは、壁際のエレピかテーブルの上で弾いている。

仮に違うとしても、シンセの向こう側に譜面立てを置くという状況にはほとんどなれないだろう。

ソファの上に置いても階段に置いても亭主に持たせても壁に貼り付けても、その向こう側に立てることができないのである。

なので作った。

プラ板にブックエンドをくっつけて、シンセの下に差し込むようにして使う。これで分かった人はすごい。まぁ簡易的なものだ。100円+100円+ガムテープ30cmほどとクリップ。

見た目にも機能的にもしょうもないモノだったが、ライブでも使わざるを得ない状況であった。

譜面立てだと遠い上に暗く、ほとんど見えないのである。

なので仕方なく「手作り」とも悟られたくないそれを持っていっていたのだが、何とかならないものか。

そもそもこの簡易譜面立ては、上部をクリップで留めるため、楽譜の下部が手前のシンセにかかっていた。

そのため音色やボリュームのつまみが隠れてしまい、演奏中に邪魔であった。

長くなったが、私はこの状態を何とかしたかったのである。

調べてみると、世のキーボーディストで同じ悩みを持つ人は多く、そのための譜面立てがちゃんと存在したのだ。

それはマイクスタンドにとりつけ、手前まで伸ばしてこれる譜面立てであった。

これにて問題は解決した。

しかしまだやらなくてはならないことがあった。

私の譜面は、コピー用紙である。ペナッペナ。ボーカルが暴れれば吹き飛ぶ軽さだ。

なのでこれらを厚紙で強化し、2ページ以上あるものは1曲ずつ繋げておいた。

完璧だ。

何だか今回はいい感じだぞ。結構練習もしたし。どうぞ皆さん、日曜日はPにお越しください。

3日前のことだ。リハで、その完璧な楽譜を置いてみた。

2曲目と4曲目の楽譜のページが1枚、入れ替わってくっついてたEE:AEB64

私に完璧なんてありゃしないよ。

ライブもどうなることやら。