人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

寝ぼけ眼のパイロット

目が覚める。

スッキリとしていて、あの忌々しい感じはない。

起きれそうだが、今、何時だ??

5時半。

!!

私は飛び起きた。

一体何ヶ月ぶりだろう、こんなに早く勝手に目が覚めるとは。

しかも理想的な5時半。

急げ急げEE:AEB30まだ寝ぼけているエルを丸めて、リビングに下りる。

顔を洗い、自分もまだ寝ぼけたまま、テレビのスイッチを入れる。

ゲームのコントローラーを握り、Xboxの電源をON。

2年半に渡るファイナルファンタジーは、多くのものを私に残して10日程前に卒業してしまったのだ。

寂しいことだが、家にはまだ未消化のソフトがたくさん残っているのである。前に進まなくてはいけない。

今度のゲームは、戦闘機のパイロットだ。

シルバーゲーマーを目指して日々精進しているが、やはり反射神経が衰えることが一番心配である。この辺でアクションゲームを入れておくことにしたのだった。

まぁ以前続けて何作かプレイしたシリーズである、さほど酷い事にはなっていないが、ゲームの方は進化している。

撃たれる時の音や墜落する感覚がリアルで、つい大きな声を上げてしまう。

ひとつのミッションの時間も長く、作戦がいくつも同時進行していたりして、手に負えない。

結局今朝はケリがつかず、ガルーダ1には朝ご飯を食べ終わるまでお待ちいただくこととなった。

それにしても我ながらハマりやすいタチで、もうすっかり頭の中は戦闘機のことで一杯である。これに比べれば、FFなんて子供のゲームじゃないか。

私は戦っているのである。

ミサイルを撃つのである。

フォックス2なのである。

そんな自分に酔いつつ、日中はポカーンとしているのだ。幸せ者め。

調べてみたら、私がFFに腑抜けている間に4本ものシリーズが発売されていた

うーむ、これもまた、長い旅になりそうである。