人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

ぽ子式早起き法

二日酔いが抜け、やっと新しい一週間が始まったぽ子である。

めでたく5時半に目が覚め、久しぶりにゲームのコントローラーを握る。

まぁ昨日は早く寝たこともあるが、どうにかこの「朝ゲー習慣」を、確かなものにしたいものである。

そんな時である。たまたま新聞にこんな記事が載っていたのだ。

「目覚ましで目が覚めるよりも、自然に目が覚めた方が、日中の眠気も少なくシャキッと過ごすことができる」というような話だ。

実際に5時間睡眠で実験した結果というが、一体、自然に目が覚めるグループの睡眠をどうやって5時間にコントロールしたのか、という疑問が浮かぶ。

私にとっては「日中シャッキリ」よりも「眠気少なく」よりも、どうやって5時間で自然に起きたのかの方が重要なのである。これが分かれば、私の朝ゲーも定着するのではないか。

しかし短い新聞の記事である。「そのような訓練をした」という感じの事しか書かれておらず、答えは分からなかった。

一体どんな訓練だったのだろうか。

先週あたり私には、時計が鳴る前に目が覚める、という不思議な現象が起こっていた。

最初のうちは謎だったが、「目が覚めちゃったらゲームをやる」と決めてからは、「何が何でも早く起きてやる」という執念に変わったように思う。

朝方になると「まだか?」「いいか?」という気持ちで目が覚めるようになった。

もしかしたら訓練とは、このような執念を植えつけたのかもしれない。

まさかゲームを餌にはしなかろうから、何か起きるといい事があるとか、逆に何が何でも起きなくてはならないとか、気の持ちようである。

ということで今夜から、「絶対に早起きしてゲームをやってやる」と更なる執念を燃やして床につこうと思う。

これが成功すれば、誰よりも早くハウツー本を出すことができる。

思えば「寝たい睡眠時間の分だけ枕を叩いてから寝る」などというおまじないがあったが、これも小さな執念である。

「起きる」というスイッチを入れているのである。自分の中にある目覚まし時計の。

目標は5時ぐらいだ。

ここまで言って起きれなかったら笑っちゃうけどね、ハッハッハEE:AEB5C