二日酔いが抜け、やっと新しい一週間が始まったぽ子である。
めでたく5時半に目が覚め、久しぶりにゲームのコントローラーを握る。
まぁ昨日は早く寝たこともあるが、どうにかこの「朝ゲー習慣」を、確かなものにしたいものである。
そんな時である。たまたま新聞にこんな記事が載っていたのだ。
「目覚ましで目が覚めるよりも、自然に目が覚めた方が、日中の眠気も少なくシャキッと過ごすことができる」というような話だ。
実際に5時間睡眠で実験した結果というが、一体、自然に目が覚めるグループの睡眠をどうやって5時間にコントロールしたのか、という疑問が浮かぶ。
私にとっては「日中シャッキリ」よりも「眠気少なく」よりも、どうやって5時間で自然に起きたのかの方が重要なのである。これが分かれば、私の朝ゲーも定着するのではないか。
しかし短い新聞の記事である。「そのような訓練をした」という感じの事しか書かれておらず、答えは分からなかった。
一体どんな訓練だったのだろうか。
先週あたり私には、時計が鳴る前に目が覚める、という不思議な現象が起こっていた。
最初のうちは謎だったが、「目が覚めちゃったらゲームをやる」と決めてからは、「何が何でも早く起きてやる」という執念に変わったように思う。
朝方になると「まだか?」「いいか?」という気持ちで目が覚めるようになった。
もしかしたら訓練とは、このような執念を植えつけたのかもしれない。
まさかゲームを餌にはしなかろうから、何か起きるといい事があるとか、逆に何が何でも起きなくてはならないとか、気の持ちようである。
ということで今夜から、「絶対に早起きしてゲームをやってやる」と更なる執念を燃やして床につこうと思う。
これが成功すれば、誰よりも早くハウツー本を出すことができる。
思えば「寝たい睡眠時間の分だけ枕を叩いてから寝る」などというおまじないがあったが、これも小さな執念である。
「起きる」というスイッチを入れているのである。自分の中にある目覚まし時計の。
目標は5時ぐらいだ。
ここまで言って起きれなかったら笑っちゃうけどね、ハッハッハEE:AEB5C