いいか悪いかって言ったら、そりゃ悪いに決まってるだろうが、人間(特に私のようなタイプは)、そういつも理性的に生きられるものではないのだ。
月曜日だ。
昨日寝たのが遅かった事もあり、起きても何もする気にならない。
仕事に行っていた時だって半休日にしていたのだ、半日ぐらいボーッとしていたかったのだが、ダンナに振り込みを頼まれていた。午前中にと。
鬼だ。
素直なもので、私も返事ができなかった。
しかし、行かねばならない。
10時半にやっと観念して家を出たが、体を動かすと気分もリフレッシュされるものである。
かと言って、体を動かすまでが長いのが月曜なのだが。
リフレッシュされたので、本気を出す事にした。
先週に引き続き、モノ減らしだ。
とにかくできる限りものを見えないところにしまう、そのために収納スペースを確保しなくてはならないのだが、どうにも困ったものというものが存在するのである。
もう長年動きはないものだが、捨てるわけにはいかない、かといってここに置いておいてもいつ使うんだか、という類で、にっちもさっちもいかないのだ。
しかも、1個や2個じゃない。
本気出すたびに毎度どうにもできなくて残ったツワモノばかりだ、どうにもし難いのである。
困った。
困った。
・・・困ったEE:AE4E5
考えてどうなるものでもない、これは「思い切るかどうか」の問題である。
しかし、自分のものなら判断もできるし痛みも自分が受けることができるが、ダンナのものは私が勝手にどうこうできるものではない。
ハッキリ言って手で握るマッサージ器具と孫の手、もうそろそろいいんじゃないか?!
かく言う私もやっと今日、万華鏡に見切りをつけたが。
こんな感じで、やる気はあるのにどうにもならない事が多過ぎて、だんだんイライラしてきたのだ。
だからこれは、「思い切り」の問題なのだ、必要なのは勢いだ。
う、うぁー!!
唐突に私はキレた。
冷蔵庫に向かい、その中からサワー缶を取り出す。
仕事をしていた時分には、たまに先に飲んだりひとりの休日に昼から飲んだりする事はあった。
心の中で「これは私の休日なのだ」、「私にだって仕事をしてれば色々あるのだ」とそういう行為を正当化していたが、
主婦が昼から飲んじゃいけねぇかー!!
仕事を辞めたらその権利がなくなるというのはおかしいじゃないか。
そもそもそんな権利があったのかどうかという問題もあるが、専業主婦になってから自分の中で、勝手に様々な制限ができたのは確かである。
何だか惨めだ。
人間は金を稼がないと小さくなって生きていかなくてはならないのか?
否。
「今日はお酒のお陰でいい仕事ができた」という結果にすれば良いのだ。
何だか燃えてきた。
酒が入ったあの高揚感。何でもできそうな気がする。
何でも。そうだ、家事でも、片付けでも、収納スペースを作る事でも、孫の手を処分する・・・、しませんか、と提案することでも。
一人酒はすぐに眠くなる傾向があるが、今のところ順調である。
そもそも普段家で飲んでも、私のブログ更新作業があるために結局ひとりで飲んでいるような状態になるのである。どうやら一人酒の耐性ができてきたか。
週末の不完全燃焼もあり、今私は酒にも家事にも燃えている状態である。
これから酒持って風呂に入るが、この下書きがUPされなかったら、風呂場で何か起こったと思って欲しい。